昨シーズンはチームが91敗という厳しいシーズンを迎えたが、古賀は強肩を活かした守備力でリーグの中でも異彩を放った
特に、盗塁阻止率がリーグ3位の.323を記録し、チーム防御率がリーグ2位の2.82という成績を残している
昨シーズンの教訓
古賀は「チームとしてはとても苦しいシーズンでしたが、僕自身としてはすごく学べたシーズンだった」と振り返るその中で得た経験は、彼の成長に寄与したようだ
侍ジャパンでの躍進
昨季の終了後、古賀は日本代表チーム・侍ジャパンの一員として『第3回プレミア12』に参加2023年11月には『アジアプロ野球チャンピオンシップ』、そして2024年3月の『侍ジャパンシリーズvs欧州代表』のメンバーにも選ばれ、次代の正捕手候補として期待が高まっている
自主トレとその成果
今季は、打撃力の向上を目指して、中央大学の先輩である牧秀悟選手(DeNA)に弟子入りし、マンツーマンで指導を受けているその効果もあってか、オープン戦では打率.444(18打数8安打)、2打点、OPS 1.085という好成績を残している
好調な西武と古賀の役割
西武は現在、オープン戦で3試合連続の完封勝利を収めるなど、チーム防御率は12球団トップの1.86を記録している古賀はその中で7試合にスタメン出場し、投手陣の好投を引き出す役割を果たしている
今後の展望
定評のある守備力に加え、打撃面での成長が確認できる古賀は、西武の再建においてキーマンとなる存在である今後の試合での活躍が期待される
西武・古賀悠斗選手が今シーズンも活躍していることは、チームにとって大きなプラスだ。特に彼の打撃力の向上が見込まれる中、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながる可能性がある。若い選手が中心となって、チームを再建してほしい。
キーワード解説
- 打率とは?:選手が打席に立った数に対して、ヒットを打った割合を示す指標で、攻撃力を測る基本的な数字です。
- OPSとは?:出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の総合的な攻撃力を示します。
- 防御率とは?:投手が与えた失点の平均を示す数字で、投手の実力を測る重要な指標です。