この試合は、広島商が21世紀枠として甲子園に初出場し、初勝利を狙った一戦であった
しかし、横浜清陵は神宮大会の準優勝チームであり、期待されていたが、結果は8点差の大敗となった
試合の中で、横浜清陵は「全員攻撃、全員守備」と謳いながらも、昨秋の公式戦以降で最多となる4失策と11個の四死球を記録した
このような守備の不安定さが試合のリズムを崩し、主将の山本康太選手（3年）は試合後に「全体的にあたふたしてしまって、心の面でダメだった」と反省の意を示した
彼は、今後のことを考え「甲子園の土は持ち帰らず、夏にはもう1度来たい」と、新たな決意を語った
また、三塁側スタンドには東海大相模OBが集まり、当時のセンバツ優勝メンバーが横浜清陵を応援した
00年の優勝時の主将であった菊地一也さん（42）は「結果は残念ですが、僕らの代で甲子園に出場する監督が出てくれてうれしい」と話し、試合中は「めちゃくちゃ緊張しました
次は甲子園1勝を期待したい」と次回への期待を表明した
なお、21世紀枠として出場した横浜清陵だが、今回の初戦敗退は、同枠同士の対戦を除くとこれで23連敗を記録している
一方、一般選考枠との対戦での通算成績は26連敗となっており、苦しい昨日を背負っての挑戦となった
今回の試合は高校野球の厳しさと、選手たちの成長を感じる場面が多々ありました。特に横浜清陵の選手たちにとっては、甲子園での経験が今後に生かされることを願います。再チャレンジの決意が大切ですね。
ネットの反応
横浜清陵の試合結果に関するコメントは多岐にわたり、まず「全員攻撃全員守備」が厳しい試合展開に結びついたことが指摘されています
試合での4失策と11与四死球は、厳しい評価を受けることに繋がりました
さらには、21世紀枠から出場した学校が全て敗退したことに対して批判や疑問の声が上がり、特にその表現方法に対して「全滅」という言葉は適切ではないとの意見もありました
また「実力差があり過ぎ」などの意見から、今後の枠組みについての見直しの提案もあります
21世紀枠の存在意義についても意見が分かれ、純粋な実力を重視した選考基準を求める声が強まっています
試合での選手たちは応援を受け、懸命にプレイしていた様子が好意的に受け取られており、必要な指導や自治についても言及されていました
全体として、試合結果を受けての感想には、選手たちへの理解を示す意見と、制度への批判が混在している状態です
ネットコメントを一部抜粋
3校でなく、2校やったような…。日刊さんしっかり。
毎年21世紀枠の快進撃を期待してるから無くさないでくれや。
実力差があり過ぎですね。そろそろ21世紀枠はやめて、地区予選の上位校を選びましょうよ。
選考基準に問題がある。純粋な実力だけで選ばないと不公平だ。
こんな大舞台で1000人以上の大応援の中で試合ができたこと、こんな幸せなことないと思う。
キーワード解説
- 21世紀枠とは？：高校野球において、21世紀枠は全国の高校が推薦されたり、特にその年度にスポーツ経験が少ない学校がセンバツに出場できる選考枠のことを指します。
