村上投手は5と2/3回を投げ、1失点という成績で降板しました
初回の立ち上がりでは三者凡退と理想的なスタートを切った村上投手でしたが、2回には初めてヒットを打たれるも、4人の打者をしっかり抑えました
3回には先頭バッターに四球を与え、その後盗塁などでピンチを迎えますが、ここでも冷静さを保ち、見事に三振を奪い、捕手・坂本誠志郎選手との連携で無失点に抑えました
しかし、4回にはオリックスの助っ人、オリバレス選手にタイムリーヒットを許し、1点を失ってしまいます
5回には再び三者凡退に抑えましたが、6回には先頭打者からヒットと四球を与え、再びピンチを迎えます
その後、後続の打者をダブルプレーに仕留め、2アウト3塁で降板となりました
村上投手はこの日、86球を投げ、被安打4、奪三振3、与四球2、1失点という成績でした
試合後、村上投手は「少し力んでしまって微妙なコントロールミスもありましたが、クイックでの投球や全球種を確認しながら投げることができました」と振り返りました
また、開幕投手への意気込みを語り、「開幕まであと1週間、ケガの無いようにしっかりといい準備をしていきます」と決意を示しました
村上投手の投球内容は待望されたものであり、薄氷を踏むような場面もありましたが、最終的には堅実なイニングを重ねました。開幕戦に向けての調整の一環であり、課題を明確にしたことが今後に繋がるでしょう。
キーワード解説
- 先発投手とは?:試合の開始時にマウンドに立ち、チームの勝利を目指して投げる投手のことです。
- クイックとは?:投手がランナーを妨害するために、通常の投球よりも速く投げる技術のことです。
- タイムリーヒットとは?:得点につながるヒットのことで、特にランナーがいる場面で重要です。