7回から3番手として登板した森原は、1イニングを三者凡退に抑え、球速は最速147キロを記録した
この試合での森原は、ストライク先行での投球を心掛け、特に3番バッターの西川を外角のスライダーで空振り三振に仕留めるなど、バッターとの駆け引きを楽しんだ様子が伺えた
「手応えはぼちぼち」と淡々と振り返る森原の姿からは、自信が垣間見えた
昨シーズン、森原はレギュラーシーズンでチーム最多の58試合に登板し、29セーブを記録した抑え投手としての実績がある
しかし、今シーズンは右肩の状態が万全でないため、オープン戦の出場は2軍での厳しい調整を経ての初登板となった
三浦監督も「スピードはもう少し出てくると思う
切れはしっかりあったし、変化球もコーナーに投げられていた」と森原の投球を評価した
森原は22日から再び2軍での調整を進める予定であり、今後の活躍が期待されている
今回の森原投手の登板は、オープン戦ながらも彼の実力を証明する良い機会となりました。今シーズン、右肩のコンディションが懸念されている中での投球は、今後の本番に向けて自信をつける貴重な経験だと感じます。また、投手陣の層の厚さも感じることができ、チーム全体の士気向上につながるのではないかと思います。
キーワード解説
- 三者凡退とは?あるイニングの中で、相手チームのバッターをアウトにし、出塁させることなく抑えた状態を指します。
- スライダーとは?ボールが横に曲がる変化球で、バッターが打ちにくいようにするために使います。
- セーブとは?投手が試合を締めくくる役割のことで、勝っているチームを守るために重要な貢献をすることです。
- コーナーに投げるとは?ピッチがホームプレートの両端に投げられることを意味し、バッターにとって打ちにくい位置です。