阪神・新体制下で注目の選手たちがオープン戦で奮闘

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阪神タイガースは3月21日のオリックスとのオープン戦を1対1の引き分けで終えた

開幕投手に内定している村上が6回途中で4安打1失点と安定感のある投球を見せ、続く石井、ゲラ、岩崎、桐敷といった救援陣が盤石の守りで点を奪わせなかった

これにより、チームとして順調な仕上がりを披露した

新生・藤川監督による試行

新監督となった藤川が率いる阪神は、開幕まで残り1週間という時期にあたり、スタメンには近本、中野、佐藤輝、森下といった主力が名を連ね、いよいよ本番モードに入っている

中でも、ファームで主戦場としていた選手たち、栄枝裕貴捕手(26)と高寺望夢内野手(22)が連続先発出場の機会を得ることとなった

選手起用の意図

藤川監督は試合後に「いい投手が出ていましたからね

なかなかそういう機会もありませんし、生きたボールを見せたかった」と述べ、オリックスのエース・宮城投手との対峙が彼らの成長を促す狙いだったことを示唆した

特に栄枝は、チームの次世代捕手としての期待を背負っており、実戦経験を重ねることが重要視されている

成長の兆しと課題

栄枝は一軍経験が乏しく、「配球にもう少し工夫があっても良かったのでは」といった指摘を受けているが、開幕前のこのタイミングで出番が与えられていることは、球団からの大きな期待の表れであると言える

球団OBも「次世代の選手たちの台頭が必要」と語る通り、新しい世代の選手の成長が求められる

高寺望夢の活躍
また、高寺もオープン戦で打率3割2分1厘を記録するなど、その打撃センスを見せつけており、外野守備への挑戦も行い出場機会を広げている

藤川監督の新たな取り組みによって、阪神の「火の玉猛虎」が更なる盛り上がりを見せることが期待されている

今回の阪神のオープン戦では、新たな指揮官のもとで選手たちが持ち味を発揮している様子が伺えます。特に若手選手への期待が高まる中、彼らがどのように成長していくか注目されます。経験が乏しい選手にとっては真剣な試合が貴重な経験となるでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:プロ野球におけるオープン戦は、シーズン前に行われる試合で、選手の調整や新戦力の発掘を目的としています。
  • 次世代捕手とは?:現在の主力捕手の後を担う選手のことで、チームの未来を託される重要な役割を持つ選手を指します。
  • 配球とは?:投手がどのような方法で打者に対してボールを投げるかを計画することを指し、投手と捕手の連携が求められます。

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