新外国人投手マルテがオープン戦で印象的なデビューを果たす
◇21日 オープン戦 中日2-3楽天(バンテリン)新外国人選手のマルテが、待望のオープン戦初登板を迎え、本拠地であるバンテリンスタジアムで上々のデビューを果たしましたマルテは6回に3番手としてマウンドに上がり、観客の視線は彼の投球スピードを測るスピードガンへと向けられました
試合は中日対楽天の緊迫した戦いで、マルテは初回に先頭打者の村林に左越えの二塁打を許しましたが、それ以降は力強い投球を見せました
続くフランコには、初球で157キロを計測しファウルを打たれましたが、結果的にはストライクを狙ったスライダーでフルカウントから空振り三振を奪いました
さらに太田に対しても155キロの直球を見舞い、再び空振り三振を記録
代打として起用された鈴木大の打席では一度ボールにしましたが、最速の159キロを記録するなど、彼の投球には驚異的なスピードが垣間見えました
マルテ自身はその感触について「びっくりはしていないけど、良かったです」と冷静に語りました
バンテリンスタジアムの高いマウンドという難しい環境についても触れたマルテは、「シート打撃でも投げているし、違和感はなかった
投げ心地がいいですね」とリラックスした表情で述べました
また、日本の打者については「まだ研究が足りていないが、簡単にボール球を振ってくれないので、工夫しながら頑張りたい」と、さらなる成長に貪欲な姿勢を見せました
マルテ選手のデビューは、多くのファンにとって期待を超える素晴らしいものでした。特に彼の投球スピードが159キロに達したことは、大いに注目されるポイントです。今後、日本の打者への対応が鍵となるでしょうが、まずは良いスタートを切ったと言えます。彼のさらなる活躍に期待したいです。
ネットの反応
中日ドラゴンズに加わったマルテ選手が本拠地での初登板を果たし、多くのファンから注目を集めています
彼のピッチングに対するコメントの中で多く見られるのは、投球の球速に関する評価です
特に、最速159キロという速球はファンから「すごい」と称賛されており、阪神のベタンセスと同等、あるいはそれ以上だという意見もあります
このような球速がある中でも、制球力が求められるという指摘も多くあり、日本のバッターは選球眼が良く、ボール球には手を出さないため、制球が重要だという意見があります
また、彼のピッチングスタイルについては、変化球の選択や使用方法に期待が寄せられています
特に、ストレートだけではなく、スライダーやフォークといった落ちる球も活用できれば、守護神としての役割を果たせるのではないかと考えられています
一方で、実績を積む過程として、まずは敗戦処理や中継ぎからのステップアップが必要だという見解もあり、焦らず育てていくことが重要だという意見が多く見られました
一部のコメントでは、彼が荒削りな部分があることを認めつつ、ドラゴンズでの経験を通じて成長してほしいとの期待も寄せられています
ファンは彼が日本を代表するクローザーに成長することを望んでおり、そのためには実戦での経験や相手打者への慣れが重要であるとの声があります
最後に、実際のピッチングを見たファンの意見の中には、コントロールに課題があるとのコメントもありましたが、球速の速さに期待する声が多数を占めています
全体として、マルテ選手に対する期待感と共に、これからの成長を楽しみにしているファンが多いことが明らかとなりました
ネットコメントを一部抜粋
まだまだなんだろうね。楽しみですね。ドラゴンズの中継ぎ陣は凄い。
ホントええの獲ったわ
これで制球が安定すればライマルの代わりはいけそう。
すげー。ただただすげー。
当初は荒削りでもドラゴンズで完成度を上げて、日本を代表するクローザーになってほしい!
キーワード解説
- オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球のシーズン前に行われる試合で、選手の調整やチーム戦力の確認を行う場です。
- スピードガンとは?スピードガンは、球速を測定する機器のことです。投手が投げたボールの速度を瞬時に表示することで、選手のパフォーマンス分析に使います。
- フルカウントとは?フルカウントは、バッターが3ストライクと2ボールの状態のことを言います。この状態では次の投球が非常に重要になります。