試合はベルーナドームで行われ、西武の先発今井達也とDeNAの先発東克樹がそれぞれの開幕投手として登板し、両チームの投手陣が火花を散らす内容となった
投手戦からの決定的な得点
中盤まで0−0のまま推移した試合は、6回表に西武が先取点を奪う形で動き出した相手の2番手投手浜地を攻め、ネビンの二塁打を足がかりに、ドラフト2位ルーキーの渡部が右線三塁打を放ち、先制点を奪取
さらに外崎の中前打で2点目を追加し、試合の均衡を破った
抜群の投手陣による完封リレー
今井は3回を無失点、4奪三振という完璧な投球で降板その後は羽田、ラミレス、甲斐野、ウィンゲンター、佐藤隼、平良と6投手がリレーし、合計で散発2安打、11奪三振という成績を記録
これにより西武は16日の中日との試合から4試合36イニング連続無失点という記録を樹立し、チーム防御率はリーグトップの1.70に達した
指揮官の手応え
西口文也監督は試合後「出来過ぎですたまには点取られてもいいのでは、と思ってしまう自分がいます」とコメントし、チームの状態に満足感を示した
特に今井の調整具合を称賛し、ブルペン投手に対しても「今日は順番を決めていたので、平良以外はどうなるか分かりません」と、今後の投手起用について課題を残した
今後のシーズン展望
昨年の新人王、武内夏暉投手が左肘の不安から出遅れているものの、開幕ローテーションは今井、隅田、高橋光、渡辺勇、与座、菅井が固定されており安定した布陣が期待される前GMの渡辺久信は「投手力はうそをつかない」との信念の元、強化を図ってきた
この強力な投手陣の活躍が、今シーズンの西武ライオンズの逆襲の鍵となるだろう
西武ライオンズのオープン戦での快勝は、シーズン開幕に向けて期待が高まります。しかし、投手継投の課題が残るため、今後の試合でどのように調整していくのか注視したいと思います。
ネットの反応
多数のコメントの中で、西武ライオンズのオープン戦2位に対する意見が集まりました
多くのファンは、オープン戦の順位がシーズン本番の成績と必ずしも連動するわけではないと強調しています
過去の実績を引き合いに出しつつ、好調を維持することが難しいことを指摘している意見が目立ちます
特に「何もかも信用できません」「春の珍事という言葉がぴったり」など、慎重な見方をするコメントが多かったです
しかし、逆に「今年の投手陣は本物」と評価する声も上がり、特に若手選手が活躍し始めている点が注目されています
また、チーム内競争が活発になり、去年までのだらだらした雰囲気が改善されたという意見もあり、選手たちのやる気を感じ取るコメントも見受けられました
打撃陣に関しては厳しい意見が多く、「打つ方が問題」との声や「打線の安定が必要」とのコメントが見受けられ、シーズン中に期待できるかどうかが焦点になると考えられています
最後には、昨年の成績が良くなかったことから慎重な見方が多いものの、希望を持つファンの姿勢が見られました
全体として西武ライオンズへの期待感がある一方で、失望を避けるための現実的な見解も多く寄せられているようです
ネットコメントを一部抜粋
春の珍事も何もオープン戦はオープン戦。過去からオープン戦の順位と本番が連動しないのは明らか。
珍事だろうが、どうであろうが、開幕後から結果を出してくれれば？期待しています。
オープン戦でも好調だと悪い気しないです！ただ問題は打つ方ですよね。
投手力の良さは2年くらい前から言われていたこと。今年の投手力に関しては打線の力が加わったことが大きいと感じています。
渡辺前GMが投手王国は昨年も作っていたと思う。打線の援護があれば勝てた昨年。
キーワード解説
- オープン戦とは？：オープン戦は、公式戦前に行われる野球の試合で、各チームが新戦力の試試や戦術を確認する大事な段階です。
- 投手戦とは？：投手戦は、両チームの投手が好投し、得点が少ない展開の試合を指します。これにより、守備やリリーフ投手の重要性が高まります。
- 防御率とは？：防御率は、投手の成績を示す指標の一つで、ある投手が9イニングで何点（自責点）を許すかを表します。この数値が低いほど投手の実力が高いとされています。
