プロ野球界での不思議な現象についての新刊『令和プロ野球ぶっちゃけ話』の著者、里崎智也氏が問題提起を行っている
この書籍では、日本代表元捕手の彼が、プロ野球に関する定説や非常識について鋭い意見を述べている
日本ハムの快進撃と中日の低迷
日本ハムは昨年、最下位から2位に大逆転を遂げたが、中日は3年連続で最下位に沈んでいる里崎氏はこの状況の根本的な理由として、中日の得点力不足と采配の問題を挙げている
得点力とは、チームが試合で得点を挙げる能力を指し、これが低下すると当然、勝利が難しくなる
得点力不足の解決策
得点力不足の解消には、単に打撃力を強化することだけでは不十分だと、里崎氏は指摘するたとえば、選手が出塁した際には盗塁やヒットエンドランなどの足技を活用し、相手にプレッシャーをかける必要がある
しかし、中日の盗塁数は、2022年の66個から2023年の36個、2024年には40個と著しく減少している
これは、得点を挙げるために多様な戦略を取り入れられていないことを示している
四球の問題と戦略の見直し
さらに、中日の四球数も減少し続けている立浪監督の就任以降、チームはリーグ最下位の四球を記録しており、このことが得点力不足に拍車をかけている
四球とは、投手が投げたボールがストライクゾーンを外れたため、バッターが無料で一塁に進むことを指す
これを取り入れて出塁機会を増やすことで、得点力を改善する必要がある
今後の展望
里崎氏は、これまでの戦術を見直し、効率的な得点方法をチームに取り入れることの重要性を強調している今後の試合で、中日がどのように戦略を変えていくのかに注目が集まる
日本ハムと中日の成績の差は、単純な選手の能力だけでなく、戦略や戦術に大きな違いがあることを示しています。特に得点力や出塁の方法として四球や盗塁をいかに活用できるかが、今後の中日の成長に大きく影響するでしょう。ファンとしても、その変化に期待したいところです。
ネットの反応
「立浪中日」がこれまで3年連続で最下位に沈んでいる理由について、コメントではいくつかの要因が挙げられています
まず、立浪監督自体の手腕について批判が多く、監督自身の経験不足や戦術の欠如が指摘されています
特に、他のチームと比較して明確な戦略を持たないまま進めてきた点に疑問が投げかけられています
次に、ヘッドコーチやコーチ陣の人選も問題視されています
他チームのように経験豊富なヘッドコーチがいないため、特有の戦術に頼らざるを得なかったという声もあります
コーチ陣の連携不足や固まった戦術のままでは、選手の育成やチーム戦において柔軟性が欠けることが指摘されています
また、サインや戦術のリスク管理に関してもこだわりが見られ、選手に対する指示が制限されていたとも言われています
選手たちが自由に動けない環境は育成を妨げ、結果として選手層が薄くなる要因となっているという意見も存在します
新庄監督が率いる日本ハムが若手選手を積極的に起用し、お互いに競争し合う環境を作っているのに対し、立浪中日は組織が停滞しており、選手育成や戦略の多様性が欠けていることが指摘されています
また、選手たちの故障も重要な要因の一つであり、選手層の薄さが戦績に直結しています
総じて、立浪中日には新たな取り組みや戦術の幅を広げる必要があり、ファンや関係者からはもっと積極的な運営と意識改革を求める声が上がっています
チーム状況の改善が見込まれるよう、今後の取り組みに期待が寄せられるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
結果論だから、何とでも言えるわな。俺は立浪就任当時から絶対無理って言ってたからね！笑
立浪監督の下に経験豊富なヘッドコーチがいればこのぐらいの戦術は試したと思うが…
お友達内閣でしたからね。イエスマンしか生まれませんよね。
もっと監督やコーチ陣が頭を使え、という事でしょうか。
親会社のやる気、ビジョンがある球団組織、ファンの民度…。日ハムにはあってが大いなる中日はなかったこと。
キーワード解説
- 得点力とは？得点力は、チームが試合で得点を挙げる能力のことを指し、これが不足すると試合に勝つことが難しくなる。
- 盗塁とは？盗塁は、走者が相手チームの投手が投球する際に、一塁から二塁、またはそれ以降の塁へ自らの判断で進む行為のことです。
- 四球とは？四球は、投手がストライクゾーンを外した球を投げた結果、バッターが無料で一塁に進むことを指します。
