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西武・渡辺勇太朗、オープン戦好投で開幕ローテーション入り確実に

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埼玉西武ライオンズの渡辺勇太朗投手(24)が、3月22日に行われた横浜DeNAベイスターズとのオープン戦に先発登板しました

ベルーナドームでの試合では、3回36球を投げ、3安打を許しつつも無失点で、5つの三振を奪う見事な投球を展開しました

これにより、7年目にして初めての開幕ローテーション入りに近づく重要な調整が完了しました

渡辺の投球内容

試合後、渡辺投手は「内容もよかったですし、安打は打たれましたけど、点を取られなくてよかった」とコメントし、自身のパフォーマンスに手応えを感じている様子を見せました

特に彼は、ストレートの「シュート回転」について言及し、「僕の中では悪い球ではない」と述べています

この「シュート回転」とは、ボールが投げた後に回転の影響で右に逸れる現象で、バッターには打ちづらい球質となることがあります

ストレートとスプリット

さらに、渡辺はスプリットが「よく落ちてくれて、どのボールも操れていたのでよかった」と振り返り、今シーズンへの自信を強めていることを明かしました

この「スプリット」とは、ストレートとフォークボールの中間のような球種で、投球時の指の持ち方によって落ちる軌道を持つことで、バッターを翻弄することが可能になります

オープン戦での成績

オープン戦の成績は素晴らしく、3試合に登板して計13回を投げる中で、無失点ながら13奪三振を記録しています

これに対して渡辺は、「自分のピッチングができていますし、結果もいいので、開幕してからも自分のピッチングができるように」と意気込みを語りました

目指すは1年間のローテーション
渡辺投手は、今シーズンの目標を「1年間ローテーションを守ること」と掲げており、イニングを稼いでチームの勝利に貢献したいと力強く述べました

これまでの苦労が実を結ぶ瞬間が近づいているようです

渡辺投手のオープン戦での活躍は、多くのファンに希望をもたらしています。これからのシーズン、彼がローテーションを守り続けることができれば、チームの成績にも良い影響を与えるでしょう。期待が高まる中、今後の動向に注目です。
キーワード解説

  • シュート回転とは?
  • スプリットとは?

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