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ソフトバンク・板東湧梧、復調の兆しを見せるも課題は山積み

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク12―1くふうハヤテ(22日、タマスタ筑後)福岡ソフトバンクホークスの板東湧梧投手(29)が、3月22日に行われたウエスタン・リーグで先発マウンドに立ち、4回を60球投げて1安打1失点の成績を収めました

試合の最初の回には四球と盗塁を許し、さらに一死三塁からの二ゴロで先制点を献上しましたが、その後は三者凡退を続け、徐々に投球フォームを整えていく様子が見られました

この日、彼の最速球速は146キロでした

前回15日の中日戦よりも1キロアップしたことに関して、板東選手は「少しずつ戻ってきている感覚はあるが、初回のような内容では納得がいかない」と振り返りました

特に「フォーク」と呼ばれる変化球を意識したものの、リズムが良くなかったと自身の調子を反省する場面もありました

昨シーズンは1軍での登板がなかったため、その影響もあるのかもしれません

春季キャンプでは、ほとんどの期間をB組(2軍)で過ごしていた板東選手は、倉野信次投手コーチ(チーフコーチ)と遅くまで練習を重ねていました

川越英隆コーディネーター(投手ファーム統括)は、「キャンプより真っすぐの質が良くなっていると感じる

もともと変化球を投げるのが得意な選手で、是非とも真っすぐの力強さや、球速の向上も期待したい」と話し、復調の兆しに期待を寄せました

板東選手は、悔しさを抱きながらも、目を背けず一歩ずつ前進している姿が印象的です

今後の彼の活躍に注目が集まります

今回の板東選手の投球には、復調の兆しが見えましたが、それでも課題が多く残る結果となりました。彼がどのようにこれらの課題を克服し、次回の登板に臨むのか注目されるところです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球における2軍リーグであり、各球団の若手選手や故障からの復帰を目指す選手が出場します。
  • フォークとは?フォークは、投手が投げる変化球の一つで、ボールが落ちる動きが特徴で、打者にとっては打ちにくい球種です。

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