試合は２―２の４回、１死の場面で阪神バッテリーから投じられた富田の３球目を捉え、高い弧を描く弾道で京セラドームの左翼席に送った
このホームランは、オープン戦における頓宮にとって、待望の一号となった
頓宮は昨年のシーズンでは打率が１割９分７厘と振るわなかったものの、今季は過去最高の打率３割７厘を記録し、初の首位打者に輝くなど期待が掛かる選手である
今回のアーチについて、「なんとか一本出てくれてよかった
良いスイングができたので、それが一番よかったです」と安どの表情を見せた
彼は昨オフに主将就任を直訴し、今季も意気込みを持って臨んでいたが、オープン戦ではこれまで打率が７分４厘と低迷し、試行錯誤が続いていた
この試合では、「右足がその場で回転しすぎていたので、左足にしっかりとぶつける感覚で」と自身の打撃に対する核心を持ち、修正に取り組んだ結果、見事にヒットを打ち取った
指揮官は「状態は上がってきてくれていると思う
この日、本人もホッとしたんじゃないでしょうか」と頓宮の成長を称えた
しかし、試合は終盤に阪神に追いつかれ、最終的には引き分けに終わり、オリックスはオープン戦の単独最下位が確定してしまった
頓宮は「勝っていないので、なんとも言いようがない
やるって決めたことをやらないと、１試合だけでは何も分からない」と真剣な表情で語り、残されたオープン戦は残り１試合
「勝てるように、もう、そこだけです」と主将としての責任を全うする覚悟を新たにした
頓宮捕手がオープン戦初本塁打を放ったことは彼自身の自信を取り戻すきっかけとなりそうだ。しかし、チームは引き分けに終わり、勝率が悪化したことへの危機感も強調されており、今後の試合に向けたさらなる努力が必要である。
ネットの反応
オリックスの頓宮裕真選手がオープン戦で待望のホームランを打ったことに対して、ファンたちは喜びと期待を示していますが、一方で不安の声も挙がっています
頓宮選手の一発を称賛する意見がある一方で、昨年までのスタメン選手の成績が芳しくないことに戸惑いを感じるコメントも見受けられます
「この1本で良しなのか」と疑問を抱くファンもいます
頓宮選手には、さらなる成長を望む声があり、「もっとチームバッティングができるようになって欲しい」という期待が寄せられています
さらに、「ホームランを打った後のバッティングに注意が必要」との意見もあり、プレッシャーを抱えるキャプテンとして、安定したパフォーマンスを求めるファンも多いようです
頓宮選手以外にも、他の選手たちのパフォーマンスについても注目されており、特に西川選手や杉本選手の実績が求められています
チーム全体としての勝敗が重要視される中、「優勝したような写真が印象的」とのコメントもあり、選手たちのチームプレーが期待されています
ファンの中には、「頓宮選手のホームランは良かったけれども、次の打席の結果も重要」と考える人もおり、秋のシーズンへ向けて安心感を持たせるためにはさらなる努力が必要です
また、チームの雰囲気を変えたり、選手たちが互いに励まし合う姿勢も重要視されています
「今、不安材料ばかり並べても仕方がない」とのコメントがあるように、早くチームが調子を取り戻し良い状態で開幕を迎えてほしいとの願いが感じられます
ネットコメントを一部抜粋
この1本で良しなのか。
頓宮、西川、杉本らの実績組と心中する気に見える。
一喜一憂しないで、キャプテンとして常に平常心でプレーをしてほしい。
頓宮選手の待望の一発、リアルタイムで見たかったですね。
この試合を総仕上げとして開幕戦へ「ベストな状態」で入って欲しい。
キーワード解説
- オープン戦とは？ オープン戦はプロ野球において、シーズン前に行われる練習試合のことで、主に選手の調整やチーム戦術の確認に利用される。
- ソロ本塁打とは？ ソロ本塁打は、走者がいない状況で打者がホームランを打つことを指し、打者にとっても特別な意味を持つ重要な得点方法である。
- 主将とは？ 主将は、チームのリーダーとして、選手たちをまとめ、コーチや監督との連携を取る重要な役割を担う。
