ヤクルト戦で引き分けた結果、ナイターでの２位西武の敗北により、２０１０年以来となる１５年ぶりのオープン戦１位が確定しました
成績は９勝３敗３分けという強さを見せましたが、新庄監督は、「そんなのどうでもいい
そんな情報いらない」と、２８日のペナントレースに目を向けました
注目すべきは、新庄監督の予言が的中したことで、“監督初Ｖ”の決定的瞬間となりました
オープン戦優勝に王手をかけた２１日の試合後、「勝ち癖はついている
明日は引き分けでいい」と語った通りの引き分けが実現したのです
さらに、直近５戦は負け知らずで、チーム力の向上を実感しています
「明日は勝っても負けてもどっちでもいい」と笑顔を見せたことからも、その自信が伺えます
今季の強さが際立つ一戦では、１点を追う６回、２死の場面で代打の今川選手が、「日本シリーズ第７戦だと思って打席に入った」と胸を張り、左腕の長谷川から中前適時打を放ち逆転に成功しました
このプレーは、新庄監督が「ブルペンで左ピッチャーが投げていた時に、前もって（今川選手を）準備させた」と語ったように、監督の戦略が功を奏した好例となりました
オープン戦のスタメンは１５試合で各試合異なる選手が出場しており、昨年の首位打者・松本剛選手でさえ、「レギュラーが決まっていない
僕自身も結果を出さなければ」と強い意気込みで競争に臨んでいます
このハイレベルな競争がチームの底上げに繋がり、新庄監督も「本当に悩む
良いチームになってきました」と手応えを感じています
就任４年目を迎えた新庄監督にとって、今回は９年ぶりのリーグ優勝への手応えを確かに感じさせる初のオープン戦優勝となりました
今回の日本ハムのオープン戦優勝は、新庄監督の独特な戦術と予言的中が際立った試合となりました。選手たちの意欲も高く、競争が激化している中での優勝は、シーズンへの期待を高めます。監督としての手腕が試されるペナントレースが迫っているだけに、今後の展開にも注目です。
キーワード解説
- オープン戦とは？：オープン戦は、プロ野球におけるシーズン前の試合で、主にチームの調整や選手の選考を目的としています。実際のリーグ戦とは異なり、勝敗があまり重視されないことが多いです。
- 引き分けとは？：引き分けは、野球の試合において、両チームが同点で試合が終了することを指します。これは勝敗が決まらないため、特にオープン戦では多く見られる結果です。
- 監督とは？：監督は、プロ野球チームの指揮を執る人物で、選手を戦略的に起用したり、試合中の決断を行ったりします。チームの成長や成果に直接的な影響を与えます。
