22日に行われたヤクルトとの試合は、2度の劣勢を跳ね返して引き分けに持ち込む形になった
この試合をもって、日本ハムは15試合を戦い、9勝3敗3分けという素晴らしい勝率・750を記録し、今シーズンのオープン戦の12球団1位が確定した
昨季は2位に浮上した日本ハムは、今春の強化においてチーム力の底上げを印象付ける戦いぶりである
新庄監督はオープン戦の結果について否定的な見解を示した
「オープン戦1位」なんて嫌だ
シーズンに全く関係ないからだ」と笑い飛ばし、シーズンを見据えた実力向上を重視する姿勢を見せた
これまでの15試合を振り返り「勝ったら勝ったでいいし、負けたら負けたでいい」と選手たちの成長に手応えを感じていることを明言している
今春、日本ハムは毎試合スタメンを入れ替え、選手の競争を促してきた
その中で特に目を引いたのが途中出場の今川選手である
彼は6回の代打として出場し、適時打を放つと、塩見選手の失策を誘導し、一時逆転に貢献した
今川選手は昨季わずか6試合しか出場できなかったが、本年のオープン戦では打率・308という素晴らしい成績を残しており、新庄監督も彼の実力を高く評価している
試合後のレイエス選手は、8回に中越えの同点本塁打を放ち、引き分けに持ち込む重要な役割を果たした
試合はレギュラークラスの選手たちが順調に仕上がりを見せつつ、未だ競争下にある選手たちのアピール合戦も行われ、全体として充実した春を迎えている
新庄監督の目標は、公式戦での成功であり、そのための準備は進んでいる
特に本拠地の内野が天然芝から人工芝に変更されたことの影響についても言及
「人工芝になって普通に転がっていた
スクイズのやり方は今度は方向性になるかな」と新たな課題に向け準備を進めている
日本ハムは、オープン戦での成功を手にし、15年ぶりとなるオープン戦1位を獲得した
23日の最終戦で結果に関係なく、オープン戦での躍進をシーズンにどう活かすかが期待されている
この記事では、日本ハムが新庄監督の指揮のもとオープン戦での成功を収めたことが報じられています。日本ハムは、選手たちの成長を強調しながら、オープン戦での結果を公式戦にどう繋げるかが今後の注目となります。また、新庄監督の冷静な姿勢が選手たちに良い影響を及ぼしていることも伺えます。
キーワード解説
- オープン戦とは？：プロ野球において、シーズン前に行われる試合で、選手の調整や新戦力の発掘を目的としている。
- 勝率とは？：勝ち数を試合数で割った値で、特定の時期にどれだけ勝てたかを示す指標で、競技の成績を評価する上で重要な数値です。
- スクイズとは？：バントの一種で、走者を得点させるために、打者が自らバントして球を前に送り、走者がホームを狙う戦術です。
