小川選手は昨シーズン、119試合に出場し、自己最高の成果を上げたが、より強力な打撃を目指して“強く振ること”を意識している
春季キャンプでの意気込み
石垣島での春季キャンプでは、「強さはある程度出てきているので、そこの確実性を高めていくところかなと思います」と、打撃に対する意気込みを語った今季の開幕が近づく中、自身の打撃感覚についても反省の声が聞かれる
「納得いった打球がまだ出ていない」と、さらなる微調整を目指す姿勢を見せた
昨年からの成長
昨年も同時期に試行錯誤を重ねていた小川選手今年は自分のスタイルを確立できているという手応えがあるという
「去年のオープン戦の時期より、自分のやりたいことに迷いが少なくなってきた」と話し、今後の成長に期待を寄せている
打撃と守備の両立
昨季はオープン戦で打率.208を記録し、開幕時期には守備固めが中心だっただが、5月には打率.339という好成績をマークし、徐々に調子を上げた
今年の春季キャンプでは、対外試合ではショートとセカンドの両方に出場し、「どっちでも守備で貢献し、エラーしないことが変わらない意識」と語った
開幕に向けた準備
開幕一軍、そしてスタメン獲得に向けて残されたオープン戦は1試合小川選手は「守備はミスなく全てをさばく意識」を持ちつつ、バッティングでもチームへの貢献を求めている
「甘い球を1球で仕留める意識も大事で、それが出ればいいなと思っています」と、練習に励む姿勢を見せた
キャンプでは特打や特守を行い、課題を持って練習を進めている
今シーズンも小川選手の活躍が期待される
取材・文＝岩下雄太ロッテの小川龍成選手は、春季キャンプでの取り組みを通じてバッティングや守備の成長を目指しています。昨年の経験を生かし、自分のスタイルを確立していることが強みとしています。開幕に向けた調整が進む中での彼の意気込みが伺え、今季の活躍に期待が寄せられています。
ネットの反応
ロッテの小川龍成選手に関するコメントは、彼の守備力や打撃力についての評価や期待が中心となっています
多くのファンが小川選手の守備力を高く評価しており、今季の二遊間では友杉選手との競争が注目されています
小川は右投手に対しては友杉との併用が理想とされ、出場機会の重要性が指摘されている一方で、彼自身が結果を出す必要があることも強調されています
特に、バッティングに関しては昨年よりも打率を上げることが求められており、友杉選手と比べてもバッティングでの安定感が問われています
選手起用が首脳陣の好みに依存していることから、小川選手にはもっと多くの出場機会が必要だという意見も出ています
ネットコメントを一部抜粋
セカンド、ショートが守れる小川選手の守備力は頼もしい。
まずはバッティングだな、昨年の粘りにもう少し打率が上がれば良い。
小川みたいないぶし銀な選手大好き。
課題は打撃のみ！攻撃力は、昨シーズンよりは、若干上がったけど、それでもホークスやファイターズ相手だと、空中戦では分が悪い。
小川が育たないショートは一番の課題、要は誰でもいいから他球団並みのレベルに並びたい。
キーワード解説
- オープン戦とは？ オープン戦はプロ野球のシーズンが始まる前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦力確認を目的としています。
- 打率とは？ 打率は選手がどれだけヒットを打つかを示す指標で、ヒットの数を打席数で割った数値です。この値が高いほど、打撃成績が良いことを意味します。
- キャンプとは？ キャンプは選手たちが特定の場所で集まり、練習を行う期間を指します。春季キャンプは新シーズンに向けた準備が主な目的となっています。
