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ソフトバンク柳田悠岐選手、開幕を前に昨季の悔しさを胸に新シーズンに挑む

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 プロ野球は28日にセ・パ両リーグが開幕する

福岡ソフトバンクホークスは、昨季2位以下に大差をつけて4年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、主力選手の中には本来の力を発揮できなかった者もいる

特に、昨シーズンを振り返る座右の銘として「巻き返しへの強い決意」を抱く選手たちが注目を集めている

柳田悠岐外野手「ふがいない成績だった」

 「本当に何もできず、ふがいない成績だった」

福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐外野手は、昨季の不調をこう反省の言葉で語る

彼は右太もも裏の肉離れの影響で約4か月をシーズンから離脱し、復帰したもののチームの優勝に貢献できなかった悔しさが、今も胸に残っている

 昨季は52試合に出場し、53安打、35打点、4本塁打、打率2割8分6厘という成績に終わったが、その結果に心が折れることはなかった

むしろ、10月で37歳を迎えるベテランは、「今季は1年を通して成長したい」と、さらなる進化を求めて開幕を迎える心構えだ

 オフ期間中は筋力トレーニングに注力し、精力的に打撃練習を行った

春季キャンプ中のフリー打撃では、去年度の本塁打王である山川穂高選手と打撃数で競い合い、柵越えを連発

オープン戦では、14日の日本ハム戦でチーム唯一の複数安打を記録し、その存在感を示した

 チームの首脳陣は柳田選手の守備の負担を軽減するため、左翼手や指名打者として起用する方針を立てた

「目標は試合に出続けること

どこでも試合に出られるなら全力を尽くすだけ」と語る彼の言葉には、フィールドに立つことへの自信が感じられる

雪辱を果たすべく、柳田選手は今年こそ日本一へチームを引っ張る覚悟を持っている

柳田悠岐選手の昨季の成績は彼自身、悔しい思いを抱かせるものであった。しかし、彼はそれに満足せず、新たなシーズンに向けてしっかりとトレーニングをこなし、成績を上げる努力を続けている姿勢は多くのファンに勇気を与える。特に年齢を重ねながらも、進化し続けようとする姿勢には敬意を表したい。
キーワード解説

  • 肉離れとは?筋肉の一部分が部分的に切れる injury で、特に運動中に発生しやすい怪我の一つです。
  • 打率とは?選手が打席に立った回数の中で安打を打った割合を示す数字で、野球選手の成績を表す重要な指標です。
  • 本塁打とは?野球のルールにおいて、ボールを打って二塁を経由しなくても一気にホームに帰ることができる安打のことを指します。

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