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巨人のマレク・フルプがオープン戦初参加、成長への一歩を踏み出す

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 巨人の若手選手に焦点を当てた「From G」の第5回では、1、2日に東京ドームで行われたヤクルトとのオープン戦に初参加したフリアン・ティマ外野手(20歳)とマレク・フルプ外野手(26歳)の成長の様子をお伝えします

フルプは阿部監督から打撃面での貴重な助言を受け、1軍の環境を体験したことで、彼の今後の成長に向けた貴重な経験を得ました

初めての1軍体験

 フルプにとって、1軍の雰囲気を味わうことは自分自身の現状を認識する貴重な機会となりました

最も印象的だったのは、約4万人のファンが埋めた東京ドームの景色です

「WBCでプレーした時はチェコ代表として敵チームだったけど、今回は応援される側で本当に嬉しかった」と振り返りました

実戦で感じたアプローチの違い

 2試合の1軍出場を経て、フルプは2軍とのレベル差を肌で感じ取りました

「WBCで日本トップの投手と対戦した時の感覚はあったけれど、2軍の投手とはボールの違いを明確に感じた」と話します

特に、高速の真っ直ぐや、より巧みな変化球の印象を受けたと述べました

阿部監督からのアドバイス

 フルプは阿部監督から「自分のスイングメカニクスとタイミングについての助言をもらった

体重移動の重要性や、マウンドにいる投手と同じリズムで打席に入ることを意識するよう指導を受けた」と振り返ります

このアドバイスは今後のプレーにおいて大きな影響を与えることでしょう

日本文化への適応
 フルプは日本に来て6ヶ月が経ち、自炊ですき焼きに挑戦するなど日本文化に溶け込もうと努力しています

「日本の寿司が特に好きで、サーモンが絶品です

チェコでは冷凍された鮭しか食べられませんが、日本では新鮮で美味しい」と笑顔を見せました

 また、彼は週に数回家族に打撃の動画を送信し、近況報告をしています

「技術とポテンシャルは負けていないと思うけど、安定感がもう少し必要」と語り、今後の練習に力を入れる決意を示しました

 新たに公式戦初出場を果たしたフルプは、初の日本プロ野球での安打とホームランを記録しましたが、焦らずに着実な前進を続けることを目指しています

「まだ改良すべき点がたくさんあるので、もっと練習をして、結果を出せるように頑張りたい」と展望を語りました

 フルプは初のチェコ出身選手として、新たな物語を紡いでいく姿に期待が寄せられます

今回のオープン戦でフルプ選手が成長の第一歩を踏み出したことは、新人選手にとって重要な経験です。ファンの応援を受けて戦うことの喜びを感じたり、指導者からのアドバイスを実践することで、彼の今後の成長が期待されます。
キーワード解説

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