新庄剛志監督(53)は試合前に水谷選手の状況について、「水谷君が最近のバッティングで少し違和感を感じたようです
脇腹の痛みというのは非常に厄介ですので、無理をさせることはできません
まずは様子を見ながら対処していきたい」と語りました
水谷選手はオープン戦において9試合に出場し、打率は1割5分8厘で1本塁打、2打点という成績を残しています
数字的には苦戦しているものの、長打率は3割6分8厘とまずまずで、特に6四球を選ぶことにより出塁率は3割6分を記録しています
また、5日と6日には侍ジャパン代表に参加し、先頭打者本塁打を放つ活躍もありました
開幕スタメンの候補とされた水谷選手について、新庄監督は「本人はシーズン中ならプレーできると言っているが、開幕には厳しい状況だろうと思います
無理をして悪化させることが一番避けたいことです
もし違和感を抱えたままで試合に臨んで、1打席目のスイングでさらに痛めたりしたら、回復までに1カ月半かかる可能性もあります」と慎重な姿勢を示しました
水谷選手の健康状態はチームにとって重要な問題です。特に開幕前のオープン戦でのアクシデントは、シーズン全体のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。新庄監督の慎重なアプローチは、選手の長期的な健康を考えた判断と言えます。
キーワード解説
- オープン戦とは?- プロ野球のシーズンが始まる前にチームの調整や選手のパフォーマンスを確認するための試合です。
- 違和感とは?- 身体の部分で不快感や痛みを感じることを指します。この場合は怪我の兆候と考えられます。
- 長打率とは?- 打者がヒットを打った際に、そのヒットを二塁打以上の際の割合を示す指標です。攻撃力を評価するのに重要です。