昨季まで内外野は天然芝だったが、オフに大幅改修が行われ、今季は内野エリアが人工芝に変更された
この変化により、内野の打球が滑らかに転がる一方で、ナインは新しい環境にまだ慣れていない
人工芝への変更と打球の影響
人工芝に変更された内野エリアでは、打球が天然芝の時よりも「死ぬ」ことがなくなり、打球が転がりやすくなるこれにより、選手たちは新たな打球の処理方法を学ばなければならない状況に置かれている
具体的な問題は、22日に行われたヤクルトとのオープン戦で浮き彫りになった
2回に一死三塁の場面で、打者・上川畑のセーフティースクイズが打球の転がり過ぎによって失敗し、三走・田宮が本塁でタッチアウトとなった
指揮官の対策と課題
新庄監督は「昨年までなら打球が芝で死ぬからスクイズは投手前で良かったが、今は打球が転がってしまうスクイズの方法を見直さなければならない」と語り、今後の方向性について考えを述べた
外野の滑りやすさへの懸念
さらに、外野の天然芝についても監督は懸念を示しているヤクルトの中堅手・塩見がボールを処理する際、足を滑らせて倒れ込むシーンが見られ、これに対して「外野の芝が長いのか、土が柔らか過ぎるのか懸念される」とコメント
昨年に比べ、外野手がケガをするリスクが高まっている可能性があり、新庄監督は心配を隠せない様子だ
シーズン開幕までの時間がない
シーズン開幕まで残り1週間を切った中で、対策を施す時間は限られている特に外野の芝については「もう修繕は間に合わんでしょう」と半ば諦め気味に話し、選手たちにはスパイクなどの変更を検討するよう指示している
オープン戦での結果は良好であるものの、新たなグラウンド条件がパフォーマンスにどのように影響するかが今後の課題となる
日本ハムの新庄監督がグラウンドの改修による影響を懸念しているのは、新たな環境への適応が求められるからです。特に内野の打球処理や外野の滑りやすさが選手のパフォーマンスに影響を与える可能性があり、これからの対策が求められています。
日本ハムの新庄監督はオープン戦でのチームの好調を喜んでいる一方で、エスコンフィールドの芝生に関する懸念を示しています
コメントセクションでは、観察力にすぐれた新庄監督が選手のパフォーマンスに基づいてスパイクの使用法を提案したことが特に称賛されています
また、他の球場とエスコンの芝生の違いについても言及されており、特に人工芝が持つ利点や整備の難しさについて多くの意見が寄せられています
選手の怪我に関する意見も散見され、例えば塩見選手のプレーに対する批判や、怪我の原因としてスパイクの効かなさを挙げる声が存在します
また、エスコンフィールドの建設に関する計画の不適切さを指摘する声もあり、選手やファンからは施設の改善を求める意見が多くみられます
さらに、芝の整備において阪神園芸の技術を学ぶべきだという具体的な提案もあり、整備状態をめぐって専門家の視点が求められています
エスコンフィールドは設計上の問題やメンテナンス不足により、シーズン開始前から懸念されていた「滑る芝生」という問題が改めて浮き彫りになりました
ファンからは「怪我人がこれ以上出る前に改善が必要」との声や、「整備のスケジュールが不透明」という不安感も寄せられています
全体として、選手や監督の努力とともに、施設側の対応が今後の鍵となることが伺えます
ネットコメントを一部抜粋
オープン戦くらい好調じゃないとな
万波の報告と塩見のプレーを見ただけでスパイクで対策と瞬時に出る新庄監督の観察力はすごい
この球場は建設計画当初から泥縄ですね
外野の芝は去年までも天然だったのに、すべるというのは整備状態が違うのか?
まぁ〜人工芝は慣れるしかないね。
- 新庄剛志とは?プロ野球チームの監督で、選手時代に名を馳せた元プロ野球選手です。
- エスコンフィールドとは?日本ハムが本拠地とする新しい球場で、近代的な設備が整っています。
- セーフティースクイズとは?ランナーが三塁から本塁に走り込みながら、バッターが投手にボールを回させるためのバントを打つ戦術です。
- 天然芝とは?自然の芝で構成されたグラウンドで、選手の足にも優しく、打球の動き方に影響を与えます。
- 人工芝とは?合成繊維で作られた人工の草で、耐久性があり、メンテナンスも少ないため、特に運動場でよく利用されます。