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阪神・門別啓人投手がオープン戦で初失点、好投も課題が残る

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阪神・門別啓人投手、オープン戦での好投も初失点を喫する

プロ野球オープン戦が23日、京セラドームで行われ、阪神タイガースの高卒3年目・門別啓人投手が先発登板しました

彼は、先日の15日に行われたMLB東京シリーズでの好投が記憶に新しい選手です

この試合では、シカゴ・カブスを相手に5回無安打無失点の完璧な投球を見せました

この実績により、オープン戦で無失点の2試合を経た後、開幕ローテーション入りが有力視されています

しかし、このオープン戦最終戦では、序盤から厳しい展開が待ち受けていました

初回、オリックスの先頭打者である中川圭太選手に対し、外角ストレートを巧みに捉えられ、2塁打を浴びます

さらに中継ミスが重なり、ノーアウト3塁のピンチを迎えることに

これに続く太田椋選手には犠牲フライを許し、この結果オープン戦での初失点を喫しました

その後の2回と3回では内角ストレートを駆使し、好投を続けます

先頭打者であるディアス選手には、この試合で初めての奪三振を記録

続く2アウトでのピンチでも、宗佑磨選手をショートフライに打ち取り、冷静な投球を見せました

続く3回のノーアウト1塁では、再び太田選手を内角ストレートでダブルプレーに仕留めるなど、しっかりと立て直していきます

通常、投手のパフォーマンスは、被安打数や奪三振数、失点で評価されます

門別投手はその後も4回を無失点で切り抜けたものの、5回には2本のヒットを許しました

1アウト1、3塁のピンチでは、再度太田選手を内角ストレートで抑えるも、サードの佐藤輝明選手の悪送球が響き、最終的には2失点を記録しました

それにもかかわらず、彼の奮闘によって自責点は0となりました

門別投手は5回2/3を投げ、86球を投げ、被安打7、奪三振2という成績で試合を終えました

門別投手の今後の成長が期待される一方、今回のオープン戦では初めての失点を経験し、課題が浮き彫りとなりました。特に立ち上がりの初回での失点は、今後の試合においてどのように修正していくかが大きな鍵となります。若手投手の成長には時間がかかることもありますが、ファンとしては今後の活躍に大いに期待したいところです。
キーワード解説

  • 門別啓人とは?阪神タイガースに所属する若手投手で、高校卒業後3年目にあたる選手です。期待の若手として今後の成長が注目されています。
  • オープン戦とは?プロ野球の公式戦が始まる前に行われる練習試合のことです。選手たちが試合を通じて、自身の実力をアピールする大切な場となります。
  • 自責点とは?投手が自分の投球によって許した失点のことで、投手の実力を示す指標として広く用いられます。

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