試合は、3対1で迎えた5回において、一死一塁の場面で相手の7番バッター・山本の打球が一、二塁間を破り、右翼に位置する長谷川のもとへ転がりました
長谷川は、この打球に対して猛然とチャージし、素早く捕球
専門用語である「クイック送球」と呼ばれる迅速な投球動作で、一塁手のネビンに2バウンドで送球しました
この結果、間一髪で打者走者・山本をアウトにし、先発投手・高橋光成を助ける見事な守備を見せました
DeNAベンチは不服申し立てとして「リクエスト」を要求しましたが、審判の判定は覆ることはなく、長谷川の好守が試合の流れを引き戻しました
その後、長谷川は5回裏の第3打席で無死二塁の状況から適時中前打を放ち、さらにチームに貢献
試合後のインタビューでは、「打ったのはナックルカーブです
変化球に上手く対応して追加点をあげることができてよかったです」と自身の活躍を振り返る姿が印象的でした
長谷川は、3月28日の開幕戦でのスタメンとして1番バッターに名を連ねることが確実視されており、今後の活躍が期待されています
長谷川信哉選手の今回のパフォーマンスは、守備と打撃両面での貢献が際立っており、彼の成長が明らかに感じられました。特に「クイック送球」の技術は、守備のプロとしての実力を示す大事な要素です。今シーズンも彼の活躍に目が離せません。
キーワード解説
- クイック送球とは?:投手が打者の打球を守備手に送球する際に、素早くかつ正確にボールを送るための技術のことを指します。
- リクエストとは?:野球において、審判の判定に不服がある場合に、監督がその判定を見直すように要求する制度を指します。