ソフトバンク20周年記念OB戦が盛況に開催、往年のスター選手たちがファンを魅了

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 2005年に誕生した福岡ソフトバンクホークス球団の20周年を祝うOB戦が、2025年3月23日にみずほペイペイドームで開催されました

今回の試合には、白鷹軍を秋山幸二氏、黒鷹軍を工藤公康氏が率い、合計44人のOB選手が参加しました

試合の開始を告げる「プレーボール」は、王貞治球団会長が高々と宣言し、4万142人のファンが往年のスター選手たちのプレーに興奮の声を上げました

 試合中に笑いと拍手が起きた場面がありました

3回裏に登板した斉藤3軍監督が、打者2人を抑えた後に右肩の限界を訴え、マウンドを降りることに

監督の工藤公康氏(61)がベンチから出てきましたが、城島CBUが「3軍監督なんだから肩が壊れてもいいんですよ」と工藤氏を引き戻しました

このユーモア溢れるやり取りは、ファンにとって特別な瞬間でした

2度の沢村賞を受賞した実力派ピッチャーが「ファンのために投げました」と言って力を振り絞り、115キロのストレートで江川智晃氏を二遊ゴロに仕留めました

 さらに、5回裏には工藤氏がマウンドに上がり、秋山氏が「代打・俺」と名乗り出ました

工藤氏は118キロのストレートで秋山氏を二ゴロに打ち取るなど、OBたちの競演は観客を惹きつけました

 白鷹軍のMVPには、1回に適時二塁打を放ったフリオ・ズレータ氏が選出され、「パナマウンガー! ヨカロウモン! フクオカサイコウイバイ」のマイクパフォーマンスでファンを楽しませました

そして、黒鷹軍のMVPには3回に左越え3ランを放った内川聖一氏が選ばれました

今回のOB戦は、福岡ソフトバンクホークスの20周年を祝う特別なイベントであり、参加した選手たちのエネルギッシュなプレーに、多くのファンが魅了されました。OBたちの軽快なやり取りやパフォーマンスは、試合を彩り、観客にとって忘れられない思い出となったでしょう。
キーワード解説

  • OB戦とは?:OB戦は、プロ野球チームやそのファンのために、過去の選手たちが集まって行う親善試合のことです。ファンにとっては、昔のスター選手たちを観られる特別な機会です。
  • 沢村賞とは?:沢村賞は、日本のプロ野球において、特に優れたピッチャーに贈られる賞です。投手の成績をもとに選ばれるため、非常に名誉な賞とされています。

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