試合は、初回からソフトバンクがリードし、広島は７回に矢野選手の適時打でようやく1点を返すのが精いっぱいだった
オープン戦を通じて広島は、全12球団中で最少となる34得点を記録し、1試合平均はわずか1.9得点と低調な数字に終わった
昨季のリーグ成績では415得点でリーグ5位という結果だったが、今季も得点力不足への懸念が高まることとなった
しかし、明るい材料もある
開幕ローテーション入りが確実視されている左腕・森選手は、ソフトバンク打線を相手に5回を投げ、7三振を奪い、2失点という素晴らしい内容を披露した
初先発が見込まれる開幕3戦目に向けて良い弾みとなった
さらに、ドラフト3位指名の岡本選手（甲南大）が今季の大卒新人4人の中で唯一開幕1軍入りを果たした
また、試合後の新井貴浩監督のコメントでは、森選手の好投を称賛し、「良いボールがいっていた
昨年よりも良い状態」と評価した
新井監督はオープン戦全体についても触れ、「若手選手に多くのチャンスを与えた
競争は続く」とし、打線については「オープン戦とシーズンは別物」と強調し、シーズンに向けた前向きな姿勢を示した
最後に、選手起用に関するコメントもあり、「羽月を呼ぶので、林晃汰選手とニラ選手にはファームで頑張ってこいと言った」とし、若手選手の成長にも高い期待を寄せていることを明かした
広島カープのオープン戦結果は期待とは裏腹で、得点力に課題が残りました。それでも新井監督は若手選手の成長に期待を寄せており、開幕に向けた前向きな姿勢が見られました。特に森選手の好投は、今後のシーズンに向けた明るい材料となりそうです。
ネットの反応
広島カープの新井監督が「オープン戦とシーズンは別物」と発言したことについて、ファンや評論家から懸念の声が多く挙がっています
特に、オープン戦におけるチームの得点力が低く、1試合平均1.9得点という数字に対して危機感を持つファンが少なくないようです
「今年も貧打が続くのでは？」という不安が広がっており、特に昨年も打撃が振るわなかったことから、楽観視することができない状況です
実際にオープン戦での得点源となる選手も限られており、代打や若手選手が活躍することが期待されていますが、その実績に対する疑問の声も多いです
また、「オープン戦の得点とシーズンの得点は別」と言うものの、過去のデータを無視することはできないという意見が寄せられています
「もっと相手を嫌がらせるような野球をしないと勝てない」という指摘もあり、チームが直面している課題が問われています
加えて、選手の世代交代についても不安があるようで、経験値の高い選手が今後も活躍できるか疑問視されています
今年の戦力が昨年よりも向上することを望むファンが多いですが、実績が伴わない状況では難しいとの意見が散見されました
全体として、ファンからは「楽観的な見解ではなく、もっと緊張感を持って臨むべき」という厳しい声が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
実際この平均もハマスタで二線級ボコった大量得点有っての1.9点だからね。
オープン戦でほぼ点取れていない状態で、シーズンに入ったら点取れるんですか？
昨年が点取れてたら信じるよ、だけどこれ聞いて開幕したら変わると思うファンは少ないだろ。
オープン戦とシーズンは確かに別物だと思いますが、だからこそ首脳陣は緊張感を持たせないと。
育成して勝つと言っているのに、2軍のショートを34歳と35歳で回しているのは本当におもしろい。
キーワード解説
- オープン戦とは？：プロ野球のオープン戦は、レギュラーシーズンに入る前の調整として行われる公式戦で、選手の起用やチーム作りのための重要な機会です。
- 得点力とは？：得点力は、チームがどれだけ得点を挙げられるかを示す指標で、試合の勝敗に直結する非常に重要な要素です。
- 先発投手とは？：先発投手は、試合の冒頭からマウンドに上がる投手で、チームの勝利を目指し、できるだけ長く試合を支える役割を担います。
