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巨人・石川達也投手、オープン戦最終戦での奮闘を振り返る

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◆オープン戦 巨人1―2ロッテ(23日・東京ドーム)巨人の石川達也投手(26)がオープン戦最終戦に先発出場し、4回1/3を投げて7安打2失点、6奪三振、2四球を奪った

試合は終了したが、石川は「投げたことのない球数だった

疲労は感じているが、開幕1週間前にこうした経験ができたことが大きい」と前向きなコメントを残した

石川投手は、16日の試合で米カブスの打線を3回零封したばかりで、実戦6試合目にして移籍後の初失点を喫した

初回には先頭打者から3連打を浴びたものの、ストレートは最大で147キロを記録し、チェンジアップの球速は110キロ台前半、またカーブやカットボール、スクリューフォームを駆使しながら耐え抜いた

試合後、阿部監督は「いい勉強になったんじゃない?慎重になりすぎたことで球数が増えてしまったのが原因かもしれません」と振り返り、石川のチェンジアップは「素晴らしい武器」と評価した

また、「開幕ローテーションに入り、長いイニングを投げて勝ちにつなげる投球を期待しています」と期待を込めて話した

昨オフ、横浜DeNAから加入した石川は、当初は中継ぎ起用の方針があったが、春季キャンプからの活躍により先発候補に急浮上

「日曜の男」として開幕ローテ入りを果たした彼としては、肩の荷が重い

しかし、責任感を持ち、「次はヤクルト戦で粘り強く、最低でも5イニングは投げ切り、リリーバーにバトンを渡したい」と決意を新たにした

石川投手がオープン戦最終戦で見せたパフォーマンスは、今後の本番に向けて必要な経験となるでしょう。特に、球数が増えてしまった点は今後の課題ですが、彼の持ち味であるチェンジアップや責任感の強さが今後の活躍に繋がることを期待しています。開幕戦に向けて、さらなる成長が見られると良いですね。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:奪三振は、ピッチャーがバッターを三振にすることを指します。バッターの打ち損じや見逃し、空振りなどでカウントを有利にし、投手にとっての重要な指標とされています。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、ピッチャーが投げるボールの種類の一つで、ストレートよりもスピードが遅く、タイミングを外すために使われます。バッターがストレートを期待しているところで投げることで、打ち損じを誘います。
  • ローテーションとは?:プロ野球チームの先発投手が、試合ごとに交代で投げる順番をローテーションと呼びます。各投手が調整し、チーム全体のバランスを保ちながら、シーズンを通じて戦うために重要です。

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