元巨人の角盈男氏が語る「空白の1日」トレード秘話

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元巨人の選手であり、現在は野球解説者として活躍する角盈男氏(68)が、最近行われた江川卓氏(69)とのYouTube番組「江川卓のたかされ」に出演し、巨人と阪神の間で行われた有名なトレードに関する驚きの事実を明かしました

特に、「空白の1日」として知られるこのトレードにおいて、実際に阪神が要求した選手の名前が公開され、多くのファンが興味を示しています

角氏は、「阪神が要求したのは、実は小林(繁)さんではなく、西本(聖)選手と私、角だった」と発言

これには江川氏も驚きの反応を見せ、初めて聞いたとコメントしました

角氏によると、この話は自らが引退してから知った事実で、巨人が「西本と角はこれからだからダメだ」と拒否したため、実現しなかったといいます

なお、元阪神のエース小林繁氏は、トレード移籍前の1978年シーズンに18勝を挙げていましたが、翌年には勝ち数が13に減少

このため、巨人は「細い体だからもう持たない」と判断し、小林を放出することを決定しました

しかし、その後阪神に移籍した小林氏は1979年シーズンに奮起

江川氏の9勝を大きく上回る22勝を挙げ、最多勝と沢村賞を獲得

この活躍によって見事に自身の価値を証明しました

このエピソードは、野球ファンにとって興味深く、トレードの裏に隠された選手間の駆け引きやチームの判断が、どれほど重要であるかを示しています

元巨人の角盈男氏が番組で語ったトレード秘話は、阪神と巨人間の選手の移籍に関する新たな事実を示しました。特に既設を覆す内容で、多くのファンに再評価の機会を与えました。また、小林繁氏の阪神移籍後の活躍は、選手が移籍先で新たなチャンスを掴むことができる可能性があることを物語っています。
ネットの反応

コメントでは、江川卓氏のトレードの背景にある「空白の1日」に関する意見が様々に表現されています

多くのコメントは、当時のプロ野球界での巨人の特別扱いや、江川氏の移籍に伴う騒動への批判を強調しています

特に、江川氏のトレード相手として名前が挙がった小林繁氏については、彼の移籍が阪神にとって非常に成功したものであり、彼の実力を高く評価する声が目立ちます

具体的には、江川氏のトレードは巨人のルールの盲点を突いた行動であり、これに対する世間の反発が大きかったことが指摘されています

また、小林繁氏が阪神に移籍したことによる成功例が多く、その結果、プロ野球界全体に新たな活力をもたらしたという意見も上がっています

江川氏が悪役として取り上げられることが多かったが、最終的には彼の野球の実力や人間性が見直されている点も多くのコメントで評価されています

一方で、トレード自体はドラフトルールの不備に基づいているため、巨人側の行動を正当化する意見も存在します

このように、多様な見解が交わされる中で、江川氏のトレードが日本の野球に与えた影響や、小林氏の存在意義が再評価されるシーンが見られます

「空白の1日」に対する様々な意見が交錯している中で、ファンは選手たちの人間らしさや努力も評価するようです

ネットコメントを一部抜粋

  • 西本さんは江川への反骨心をバネにしてのし上がった人だから、阪神に行っても往年の活躍はなかったのでは?
  • 以前、とあるインタビューでは交換相手は新浦壽夫投手だった記憶があるんだけど…。
  • 元阪神選手の江川さん、阪神での背番号は『3』でしたが、一度もユニホームを着ずに巨人へトレード笑っ
  • 江川さんの件は巨人がルールの盲点を突いた、ルール上はOKという言い分。もちろん、世間は反発した。
  • 結果的には小林投手が阪神に移籍して、22勝し、巨人戦には負け知らずでした。
キーワード解説

  • トレードとは?選手が異なるチーム間で交換されることを指し、チームにとって戦力強化や人件費の調整が目的となる。
  • 最多勝とは?プロ野球において、シーズン中に最も多くの勝利を挙げた投手がそのタイトルを獲得する。
  • 沢村賞とは?日本のプロ野球において、特に優れた成績を残した投手に贈られる賞で、投手の年度成績を基に評価される。

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