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阪神・門別、オープン戦を防御率0.00で締めくくる

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阪神・門別、オープン戦を防御率0.00で締めくくる

 オープン戦の最終戦が京セラドーム大阪で行われ、阪神タイガースの門別投手がオリックスとの対戦で見事なピッチングを披露した

試合は「オリックス 2 - 1 阪神」という結果となり、門別は緩急を生かした投球で5回2/3を投げ、7安打2失点(自責点0)という内容で試合を完結させた

この成績により、オープン戦を通じて防御率は0.00という驚異的な数字を記録した

 門別はマウンド上で初回に先頭の中川選手にヒットを許し、さらに近本選手のエラーも絡んで無死三塁のピンチを迎えた

太田選手による犠牲フライで1点を失ったが、その後は落ち着いてピッチングを続け、2失点目もエラーが影響したことから自責点はつかなかった

自己評価では「ランナーを出した自分も悪い」としながらも、打者を押せている状況をポジティブに捉える姿勢も見せた

 春季キャンプでは、「キャッチボール感覚くらいのフォーム」を目指し、新たな練習に挑んできた

特に脱力投法を意識し、鋭い直球を生み出すことに成功

藤川監督からは春のキャンプで投手MVPに選ばれる栄誉を得た

そして、15日のプレシーズンゲームでの完封劇も評価され、敵監督から賛辞を受ける結果となった

 今後は、30日の広島戦での初勝利を目指し、オープン戦での好調さを維持する必要がある

白星圏内でのピッチングが期待される中、門別のさらなる成長に注目が集まる

防御率0.00の快挙

 今シーズン、門別はオープン戦3試合で12回2/3を投げて規定投球回に到達した

失点はエラーによるもので、自責点は0という結果から、防御率は0.00となった

オープン戦でこのような防御率を維持したのは、最近10年では16年の和田(ソフトバンク)、21年の大瀬良(広島)、二木(ロッテ)、23年の平良(西武)と、阪神の投手では11年の久保康友以来の快挙である

門別投手がオープン戦で見せたピッチングは、シーズンへの期待感を高めるものとなりました。エラーによる失点があったものの、全体的に安定した投球を披露し、多くのファンや関係者の信頼を集めています。シーズンが始まる中で、彼の成長に期待する声が高まっています。
キーワード解説

  • 防御率とは?:投手の成績を示す数値で、与えた自責点を投球回で割ったもの。低いほど優れた成績を表す。
  • 脱力投法とは?:力を入れずに自然な動きでボールを投げる投法。これにより、制球力や球速が向上することが期待される。
  • エラーとは?:守備中に選手がミスを犯すこと。これにより、相手チームに得点のチャンスを与えることになる。

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