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元巨人・角盈男氏、昭和のパ・リーグファンの思い出を語る

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元巨人の角盈男氏(68)が、鹿取義隆氏(68)と江川卓氏(69)のYouTube番組「江川卓のたかされ」に出演し、インターネットが普及する前の昭和時代のパ・リーグファンの苦悩を語った

昭和のパ・リーグファンの実態

角氏が語った内容によると、当時のパ・リーグファンは情報の入手手段が限られていたため、非常に困難な環境にあった

インターネットが普及する前は、試合結果やニュースは翌朝の新聞だけが頼りであり、熱心なファンでも情報不足に悩まされていた

試合結果の収集方法

角氏は自身の経験を振り返り、「巨人の試合中に流れる途中経過のテロップを必死に見ていた」と語る

これは、他の試合の結果を知るための手段であり、巨人戦を観ることで自チームの動向も把握していたとのことだ

こうした努力が、巨人に関する豊富な知識につながったという

ファンコミュニティの変遷

角氏はまた、その頃のファン同士の交流についても触れ、熱心な南海ファンであるにもかかわらず、巨人に詳しいと思われた自身の体験を披露した

このような現象は、情報不足な時代特有のものだったと言える

現在では考えられない生活
現代のスポーツファンは、様々なデジタルプラットフォームを通じてリアルタイムで情報を得ることができる

角氏が語る昭和のファンたちの悲哀は、今の時代には感じられないものだろう

今回の角盈男氏の発言を聞いて、昭和時代のファンたちの苦労がよく分かりました。通信手段が限られていたため、試合観戦自体が情報収集の一環だったのですね。今では簡単に情報が手に入る時代となりましたが、当時のファンたちの思い入れは非常に深かったと思います。
ネットの反応

昭和のパ・リーグ球団ファンが巨人に詳しい理由について、様々なコメントが集まっています

コメントの内容からは、当時のテレビ中継がほぼ巨人戦だけだったため、他の球団に関する情報を得ることが難しかったという事実が浮き彫りになっています

例えば、あるコメントでは「当時のテレビは巨人戦中継しかなかったから嫌でも巨人に詳しくなる」と述べられており、多くの人が同じように感じていたようです

また、巨人戦以外の試合情報はほとんど伝えられず、巨人戦の合間に流れる他試合の速報が唯一の情報源だったと語るコメントも見受けられます

さらに、「昭和だけでなく平成前半も同じ」との意見もあり、長い間この傾向が続いていたことがわかります

野球ファンは、公式放送やラジオを通じて近隣の情報を知ろうとしたものの、結局は巨人の情報を中心に把握せざるを得なかったのです

中には、自身が応援していた球団に関する情報が極端に少なかったことを嘆く声もあり、「唯一パリーグの映像をやってくれるプロ野球ニュースは夜遅くの大人の時間にやっていたため、子供の自分は滅多に見れなかった」との懐古も寄せられています

時代が変わり現在はパ・リーグも盛り上がりを見せていますが、その当時の情報格差を肌で感じていたファンたちの思いがコメントから感じ取れます

ネットコメントを一部抜粋

  • 言っている事、解るわぁ。(笑)
  • 巨人ファンですが、近年はメジャーメジャー、大谷大谷で巨人の露出もめっきり減りましたよ。
  • 当時のテレビは巨人戦中継しかなかったから嫌でも巨人に詳しくなる。
  • 主に巨人戦の途中経過情報以外で試合状況を知るすべがなかった。
  • 全試合のダイジェスト放送が当たり前だった「プロ野球ニュース」もまずは巨人戦からだった。
キーワード解説

  • パ・リーグとは?:日本のプロ野球の2つのリーグの一つで、主に南部のチームが所属している。
  • 巨人とは?:読売ジャイアンツの略称で、日本プロ野球史上最も成功したチームの一つ。
  • テロップとは?:テレビ放送で視聴者に情報を伝えるために画面に表示される文字のこと。

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