この日、先発マウンドを任された石川投手は、初回に先制を許したものの、3回以降は状態を持ち直し、三者凡退など無失点のイニングを重ねました
しかし、5回には連打を浴びてピンチを招き、暴投も絡んで追加点を許すなど、4回途中で降板しました
この日の投球内容は92球を投げて2失点というものでした
石川投手は登板を振り返り、「初回に3連打を食らったあと1点で粘れたのは良かった
フォアボールも出たのでそこは課題だが、90球近く投げたのは初めての経験で、多くの課題が見つかった」と語りました
初回を終えて、相手打線に直球へ照準を合わせられていると感じたため、2回以降はバッテリーを組む甲斐拓也選手と連携し、変化球を駆使しました
その手応えについて石川投手は、「右バッターに三振を取ることが多いが、左バッターに対してもチェンジアップを投げられたのは収穫だった」と述べ、「今後はキャッチャー陣と話をしながら進めていきたい」と意気込みを示しました
DeNA時代から中継ぎを務めていた石川投手ですが、巨人の首脳陣はそのポテンシャルを評価し、先発として起用しました
この日は自己最多の92球を投げ、「これまで投げたことがない球数なので多少の疲労はあるが、開幕1週間前にこの経験ができたことは大きい
次は5回投げきれるよう頑張りたい」と自信を見せました
さらに、開幕ローテーション入りが内定していることに対し、「チームには多くのピッチャーがいる中で、6人の中の1人に選ばれたという責任感を持ちたい」と強調し、「粘り強く投げて、次は5回を投げ切ってリリーフに渡せたらと思う」と意気込んでいました
石川達也投手の石川は、オープン戦での先発登板を通じて多くの学びを得たようです。先制を許すも、途中から持ち直したことで自信を持つことができました。また、変化球をうまく使うことで、次回の登板に向けた課題も明確になったと言えます。開幕前のこの時期に貴重な経験をできたことは、今後の成長に繋がるでしょう。
キーワード解説
- オープン戦とは? - プロ野球の公式戦開幕前に行われる試合で、各チームが選手の調整や戦力を確認するための大切な機会です。
- 先発投手とは? - 試合の初めにマウンドに上がり、最初から試合を進める役割を持つ投手のことです。彼らは試合の流れを作る重要なポジションです。
- 暴投とは? - 投手が捕手のミットを外れるような球を投げてしまい、走者が進塁する原因になることを指します。