福岡ソフトバンクホークスの関連記事

ソフトバンク・前田純投手が初の開幕ローテーション入りを果たす

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ソフトバンクホークスの期待される左腕、前田純投手(24)が、プロ入り3年目で初めての開幕ローテーション入りを果たしました

この大型左腕は189センチの身長を誇り、2022年育成ドラフト10位で入団

オープン戦では15イニングを投げ、自責点1、防御率0.60の圧倒的な成績を収め、この座を勝ち取りました

期待される前田純の成長

 前田選手は開幕ローテーション入りの際の心境について、「やっと戦える舞台に立ったなと感じています」と語りました

育成からの入団で初めて開幕からローテーション入りを果たすことは高いハードルだったと認識しており、これからが勝負だと決意を新たにしています

磨かれた球の強さ

 オフシーズンから自身が磨いてきたポイントとして、球の強さを挙げました

昨シーズンの一軍戦ではファウルボールを多く取るものの三振を奪えなかったことから、球質の改善と球速の向上を目指して取り組んできたそうです

間合いやチェンジアップといった投球術も駆使しつつ、日々の成長を意識しているといいます

レジェンドからの学び

 また、彼は引退した和田毅氏の存在を特別なものとして捉えています

和田氏のプロ野球生活22年間のすごさを感じ、「自分もああいったレジェンドになりたい」と強い思いを抱いているそうです

そして、和田氏からの指導について、「身長と体格を生かして149キロを投げられるような投手になること」を求められています

メンタルの成長
 メンタル面の成長について前田選手は、マウンド上では無心でいることがベストだとし、以前は三振を取ることに喜びを感じていたが、現在はランナーを返さなければ単打は関係ないと柔軟な思考になっていると説明しました

今後の目標

 自身の成長を込めた目標は初めてローテーションに入ったことを感じさせない投球をすること、そしてチーム内での2桁勝利を目指していると話しています

公式戦ではまた異なる雰囲気がある中で、自分らしい投球を続けていきたいと力強く語りました

 前田選手は日本文理大学で頭角を現し、ソフトバンクから指名を受けた過去があります

育成選手としての苦労を経て、3年目のシーズンは盤石なスタートを切ることに成功

今後の活躍が一層期待されています

 前田純投手が開幕ローテーション入りを果たしたことにより、彼に対する期待が高まっています。3年目のシーズンはこれまでの努力の成果として新たなステージを迎え、プロ野球での活躍が一層注目されています。
キーワード解説

  • オープン戦とは?プロ野球の開幕前に行われる試合のことで、各選手が実力を試し合う重要な場です。
  • ローテーションとは?投手陣の中で先発の順番を決めることで、各投手の出番を規定するシステムのことを指します。
  • 防御率とは?投手が投げたイニングあたりに許した自責点を基に計算される数字で、投手の成績を表す重要な指標です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。