試合は、2回の大量得点によって広島商が主導権を握る展開となりました
試合の流れ
試合は、広島商の1回表に始まりますが得点は生まれず、東洋大姫路の先発投手が無失点に抑えますしかし、2回表、広島商は1死満塁のチャンスを迎え、8番徳永啓人投手(3年)が右前に適時打を放ち、待望の1点を先制
続いて9番中本拓志内野手(2年)が適時内野安打を記録し、2点目を追加
さらに1番西村銀士内野手(3年)が満塁走者を一掃する3点適時三塁打を放つと、一気に試合の流れを引き寄せる6点を奪います
このビッグイニングでリードを大きくします
ピッチングの要素
守備では、先発の左腕・徳永が好投します彼は5回まで1安打無失点という圧倒的なピッチングを見せました
最終的には7回を通じて4安打2失点にまとめ、試合をコントロールします
8回からは左腕・片岡虎士(2年)が登板し、無失点に抑え逃げ切る形となりました
東洋大姫路の状況
一方、優勝候補に挙げられていた東洋大姫路は、守りのミスも影響し、6失点を喫します特に注目されていたエースの阪下蓮(3年)は、昨秋の近畿大会での右肘の違和感により登板できず、チームとしても17年ぶりの8強入りをおしくも逃す結果となりました
今回の試合では、広島商が見事なチームプレイにより勝利を収め、23年ぶりの8強入りを達成しました。東洋大姫路はエース不在ながら期待されていた実力を発揮できず、成績に結びつけることができなかったことが残念です。
キーワード解説
- ビッグイニングとは?
- 先発投手とは?
- 適時打とは?