広島商、名越貴徳の活躍で東洋大姫路を下し8強進出
◇第97回選抜高校野球大会第7日 2回戦 広島商6―2東洋大姫路(2025年3月24日 甲子園)2025年3月24日、甲子園で行われた第97回選抜高校野球大会の2回戦で、広島商が東洋大姫路に6-2で勝利し、8強進出を果たしました広島商の4番打者である名越貴徳選手は、3安打を記録しチームの勝利に大きく貢献しました
試合は名越選手が2回の先頭打者で中前打を放つことで始まりました
この安打は、広島商の一挙6得点の火付け役となり、試合を優位に進める要因となりました
試合後、名越選手は「1回戦では甲子園の雰囲気にのまれたが、リセットして切り替えた」と語り、自身の成績を引き上げた理由を明らかにしました
横浜清陵との1回戦では5打数無安打だった名越選手ですが、試合前に宿舎近くの公園で素振りを行い、先輩からの助言をもらったことで心の準備を整えられたとのことです
「“お前はスイングが強いんじゃけえ、ミートして楽に打ってこい”と言われ、リラックスすることができた」と感謝の気持ちを述べました
さらに名越選手は、左翼守備でも特筆すべきプレーを見せました
6-0の6回、1死満塁の場面での左前打に対して素早くチャージし、二塁走者をホームで刺す好プレーを披露しました
「絶対にアウトにしてやろうと思った」と笑顔で振り返る名越選手は、打撃だけでなく守備でもチームを支える選手としての存在感を示しました
広島商の名越選手の活躍は非常に印象的でした。特に、初回の試合での心の切り替えや、先輩からのアドバイスを受け入れる柔軟さが彼を成長させたことが感じられました。甲子園という大舞台でのプレーは、選手たちにとって大きな経験になったでしょう。
キーワード解説
- 選抜高校野球大会とは?:全国の高校が参加する野球大会で、その年の優勝校を決定します。
- 甲子園とは?:高校野球の全国大会が開催される日本の象徴的な野球場のことです。
- 安打とは?:打者がボールを打って出塁することを指し、ヒットとも呼ばれます。
- スイングとは?:バッターがバットを振る動作を指し、ボールを打つための重要な技術です。