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ソフトバンク・柳田悠岐、1号3ランもチームは連敗スタート

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福岡ソフトバンクホークスの主砲、柳田悠岐外野手(36)は、29日の千葉ロッテマリーンズとの試合で今季初ホームランを放つも、チームは4-5で惜敗し、開幕からの連敗を堪える結果となった

昨年9月にリーグ優勝を果たしたチームは、1992年以来、33年ぶりに開幕連敗を喫することとなり、チーム全体に重たく感じられる空気が漂っている

柳田の3ランがチームを鼓舞するも…

5回裏、2点を追いかける場面で二死一、二塁という状況の中、柳田は初球のスライダーを強振した

この一打は右中間のテラス席への特大3ランホームランとなり、試合の流れを一時は変える期待を抱かせた

しかし、これでチームの士気が高まったのも束の間、先発投手・大関がこのあと三者連続安打を許し、逆転失点

結果的には2試合連続でリードを守れずに負ける厳しい展開となり、柳田の努力も虚しく、チームは悔しさを滲ませる結果となった

責任感の表れ

試合後、柳田は多くを語らなかったが、その表情からは責任感がうかがえた

開幕から7打席目に登場した一発に対して「出ないよりはましだが、試合に負けるのでは意味がない」と悔しさを滲ませていた

また、8回裏の場面では、チームの勝利を導くための連続安打が期待されながらも、結果的には併殺と三振に倒れ、締まりのない試合に終わった

若手への影響

昨季は月間MVPを受賞し、チームを牽引した経験も持つ柳田

彼が不在となった際にはチーム内に不安が広がることもあったが、彼の存在が若手選手たちに良い影響を与え、彼らが自由にプレーできる環境を作ってくれている

周東佑京内野手は「流れを作ったのはやはり柳田さん」と語り、彼の存在がチーム全体に与える影響の大きさを強調した

決起を促す存在
「柳田のチーム」と称される彼の姿勢は、仲間たちにとっての励みとなり、チーム全体の結束を強める要因として機能している

柳田の活躍を無駄にすることなく、チームとしての結果を求め、今後の試合への気持ちを新たにする必要があるだろう

今回は、試合での活躍にも関わらずチームが連敗スタートという厳しい状況に直面した柳田選手の姿が印象的です。その責任感から生じる厳しい表情や、自らだけでなく若手を支える姿勢が、今後のチームにとって重要な影響を持つことは間違いありません。
キーワード解説

  • 3ランとは?ホームランの一種で、打者が3人のランナーを自分のバットで塁に返すプレーのことを指します。
  • 責任感とは?自分の行動や結果に対して責任を持ち、他人に迷惑をかけないように気を付けようとする気持ちのことです。
  • 月間MVPとは?ある月の中で最も優れた成績をあげた選手に贈られる賞のことで、特に成績を評価される選手が選ばれます。

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