試合はロースコアの展開となり、阪神はオリックスに1-2で敗れました
この試合では、阪神の先発投手・門別啓人とオリックスの髙島泰都の両投手が好投し、特に6回までの展開が印象的でした
オリックスはこの6回までに2点を挙げ、阪神は終盤の7回に梅野隆太郎の内野安打で1点を返すも、追いつくことができずにオープン戦を終えました
阪神打線は7安打を放ちながら得点はわずか1点という厳しい結果となり、昨年シーズンに悩まされた貧打の影響が心配されています
試合後、阪神OBで投手コーチを歴任した佐藤義則氏は、YouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』でこの試合を振り返りました
彼は、「阪神打線はフライアウトが多かった」とし、各打者のボールの見極め方を問題視しました
特に7回表において、前川右京がランナーを2塁に置いた状態で初球を打ち、サードフライに倒れた場面について、「最低でもセカンドゴロを打ってほしい場面で、初球に手を出していた」と批判
膝元の速球に振りに行ったそのプレーを「難しいボールを打たなければならないのかな」と疑問視しました
さらに初回にも、同じく2塁に走者がいる場面で佐藤輝明が2-0から外寄りの球を泳ぎ気味で打ち、センターフライに倒れていると指摘
この中途半端なバッティングについても「自分が有利にもかかわらず、難しいボールを打っている」と言及しました
佐藤氏は打線全体に対し、「阪神の調子が悪い時は左方向へのフライが多く見受けられる
それを改善するには、もう少し頭を使って打席に立つべき」と訴えました
昨年の成績は振るわなかった阪神が、新シーズンでどれだけ打線の改善を見せられるかは大きな注目点です
オリックスとのオープン戦最終戦を終えた阪神ただ、新たな課題を抱えながら開幕を迎えることになります
阪神タイガースのオープン戦最終戦の結果は、チームの調子に対する不安を強調する内容でした。特に打撃陣が好投する投手に対してなかなか得点を挙げられず、OBからも厳しい意見が寄せられたことは、開幕を控えたタイガースにとって重要な課題と言えるでしょう。特に初球打ちや球の見極めは選手たちが今後改善しなければならない大切なポイントです。
ネットの反応
阪神のオープン戦最終戦についてのコメントでは、打線の不振が多く指摘されています
多くのファンやOBが、ストレートをミスショットすることがチームにとって致命的な欠陥であり、打撃に対する意識のレベルが問題であると厳しく指摘しています
特に、チーム主力選手が変わらないことで相手に研究される状態になっているとの意見もあります
また、打線の弱点が明白であるにもかかわらず、トレードや新選手の獲得が進まないことに対しても不安の声が上がっています
オープン戦では一部選手の調子が良くなく、打者陣の成績が期待ほどでないため、大きな懸念材料となっています
さらに、選手や監督に対する期待も語られ、特に投手陣が活躍することが求められていますが、打撃力の不足がシーズンに大きな影響を与えるとの意見が多くを占めています
ファンからは「猛虎打線」が死語になりつつあるという厳しい現実も伝えられ、特にOBからは野球脳に対しての懸念が漏れているようです
全体として、今後のシーズンに向けた期待と懸念が入り交じったコメントが多く見受けられました
ネットコメントを一部抜粋
一軍、二軍ともストレートをほとんどミスショットするのはチームの致命的な欠陥。
良いも悪いも岡田阪神の時から打線は主力が変わってないので、色々研究されている部分はある。
どうした前川のヘルメットはあんなに黒く汚れるんだ？
昨年も一昨年も岡田さんに「勝たせてもらっていた」ことが証明されたオリックスとの3連戦だった。
とにかくケースに応じたバッティングが出来ない印象。
キーワード解説
- オープン戦とは？対外試合やシーズン前の調整を兼ねた試合で、選手の実力を確認する場でもあります。
- フライアウトとは？打球が打たれた際、地面に触れずに宙に浮いたまま野手にキャッチされる形でアウトになることです。
- 貧打とは？攻撃において安打や得点が少ない状態を指します。特に打撃力の低下を表現します。
