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阪神元監督・吉田義男氏のお別れの会が盛大に執り行われる

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2月3日に脳こうそくで亡くなった阪神タイガースの元監督、吉田義男氏(享年91)のためのお別れの会が、3月25日に大阪市内で開催された

この会には、現役選手やコーチ陣、スタッフなど多くの関係者が参列し、吉田氏への感謝の意を表した

お別れの会の内容

お別れの会は主に2部構成で行われた

第1部には藤川監督をはじめとする1軍選手とコーチ陣が参加し、黙とうをささげた後、チームからの献花を行った

続いて第2部では、掛布雅之OB会長や岡田彰布オーナー付顧問が参列した

岡田顧問の弔辞

岡田顧問は、「大事な時に声が出ない」と前置きしながらも、吉田氏が亡くなったことを信じられないと語り、彼に対する感謝の意を示した

具体的には、「守りで攻めろという言葉を初めて教えてくれたのが吉田さんだった」と思い出を語り、その影響力を称賛した

秘話の披露

弔辞の中で岡田顧問は、吉田氏が関与した試合の秘話を披露した

「巨人戦での江川さんからのバント談義」、およびゲーム中に出されたサインについて言及し、これがチームの勝利に繋がったと振り返った

これにより会場には笑いが生まれ、故人を偲ぶ和やかな雰囲気が漂った

吉田義男氏のプロフィール
吉田義男氏は1933年7月26日生まれで、京都市出身

高校時代に甲子園出場を果たし、立命大学を中退後、1953年に阪神タイガースに入団

彼は、1954年に51盗塁で初タイトルを獲得し、その後も多くの記録を樹立した

通算2007試合に出場し、打率2割6分7厘、66本塁打、434打点を記録

監督としても3度チームを率いた名将として知られる

吉田義男氏の人生と貢献は、阪神タイガースにとって計り知れないものがあります。彼が指導した選手たちに与えた影響は長く、今回のお別れの会でもその情熱が感じられました。また、岡田顧問のスピーチからも彼に対する深い感謝が伝わってきました。
キーワード解説

  • 脳こうそくとは?:脳の血管が詰まるか切れることで、脳細胞が死んでしまう病気です。これにより、身体のさまざまな機能が障害されることがあります。
  • 献花とは?:故人を偲ぶために花を供えることです。多くの文化で行われる儀式の一部として、大切な人を弔う時に行います。
  • OB(オービー)とは?:特定の団体に在籍していた人を指します。スポーツの世界では、退団や引退した選手が、そのチームのサポートを続けることがあります。

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