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松岡弘が語るヤクルト優勝の秘訣と指導者との絆

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3月26日、プロ野球の名選手インタビューシリーズ「巨人が恐れた男たち」の第3弾では、ヤクルトの大エース・松岡弘さん(77)が自身のキャリアと監督との関係について深く語った

松岡弘のプロキャリアの軌跡

松岡選手は通算191勝を挙げ、特に巨人戦では歴代8位タイの34勝を記録している

彼の強みは剛速球と無類のタフネスにあり、これによって1978年にヤクルトを球団初のリーグ優勝、日本一へと導いた

指導者との特別な関係

松岡選手は自身の成長に大きな影響を与えた数人の監督を挙げ、その中でも愛弟子である広岡達朗監督(93)との思い出を語った

入団時には別所毅彦監督から体力と精神力を鍛えられ、三原脩監督からは試合における戦略の重要性を教わった

また、広岡監督とは「勝つためのチームとはどういうものか」という理念について深く理解することができたと述べた

厳しい練習と実践

松岡選手は、広岡監督の厳しい指導に最初は反発を感じつつも、その教えの効果を実感した

特に、試合に出られなかった「空白の26日間」に行ったマンツーマンでの練習では、軸足一本で体の重心を保つことを学び、その結果が中日戦での完投勝利に繋がった

感謝の気持ち
広岡監督が松岡選手の労をねぎらい、「松岡がヤクルトを優勝させた」と評価していることを最近知り、感謝の気持ちを新たにしたという

彼は、もっと早く指導者の真意を知っていたら、より感謝できたかもしれないと述べている

松岡選手のインタビューからは、厳しい指導と選手としての成長の過程が垣間見えます。特に広岡監督との関係性からは、指導者が選手に与える影響の大きさを感じました。選手の成長は、監督の方針や指導方法にも大きく左右されることがわかります。
キーワード解説

  • 剛速球とは?:強い力で投げられる速い球のことです。バッターが打ちにくく、投手にとって非常に重要な武器です。
  • タフネスとは?:厳しい状況やプレッシャーに対しても、強い心を持ち続ける能力です。スポーツ選手にとっては、非常に重要な特性です。
  • マンツーマン指導とは?:一対一で行われる指導方法で、個々のニーズに応じて指導が行われます。

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