昨季までの3年連続最下位、4年連続Bクラスの成績から脱却するため、選手たちは新たな戦力強化に挑戦している
特に注目される選手には、昨季の台頭が期待される松山晋也と石川昂弥が名を連ねている
注目選手
投手:松山晋也
昨季まで守護神として活躍していたライデル・マルティネスが巨人へ移籍したことに伴い、松山晋也が新たにクローザーを担う見込みだ2022年育成ドラフト1位で入団した松山は、1年目からの成長を見せ、昨季は59試合に登板し防御率1.33を記録
41ホールドを挙げるなど、最優秀中継ぎ投手のタイトルも獲得した
今季では最速156キロのストレートと鋭いフォークを武器に、奪三振を重ねる活躍が期待されている
野手:石川昂弥
井上一樹新監督が開幕4番に指名した石川昂弥2019年のドラフト1位で入団した大砲は、規定打席には2023年に到達したが、依然として本塁打数は22本と期待を超えられていない
キャンプからのオープン戦では打率.151、1本塁打と不振に苦しんでいたが、長打力不足を解消するためには、その覚醒が不可欠となる
予想ローテーション
開幕投手には髙橋宏斗が選ばれ、次に左腕の松葉貴大、来日3年目のメヒアが続くと予想される新外国人のマラーも登場し、ベテランの柳裕也や大野雄大らが彼らを支える見込みだ
また、育成選手やドラフト指名選手の積極的な起用も計画され、松木平優太や梅津晃大などの復帰も待たれている
中日ドラゴンズは、井上一樹新監督の指揮のもと、個々の選手の能力を最大限引き出し、かつての強さを取り戻すことができるのか注目される
中日ドラゴンズにとって、2025年シーズンは新たな挑戦の年となります。井上一樹新監督がどのようにチームを立て直すかが注目されており、特に松山晋也と石川昂弥の活躍が鍵になるでしょう。過去に低迷していた成績をどのように打破していくか、選手たちの成長への期待が高まります。
キーワード解説
- クローザーとは?:野球において、クローザーは試合の終盤に主に登板する投手で、確実に勝利を収めるための役割を担います。
- ホールドとは?:ホールドはリリーフ投手がゲームをリードしている状態で登板し、そのリードを守った場合に付与される記録の一つです。