彼女は『ゴールドジム横須賀神奈川』のトレーナーでありながら、JBBF（日本ボディビル・フィットネス連盟）のビキニフィットネス競技でも活躍する選手だ
2023年には予選敗退を経験した『SPORTEC CUP』では優勝を果たし、『オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス』では身長別（158cm以下級）で3位に入賞した
また、初めて参加した国際大会『アーノルドクラシック ヨーロッパ』でも5位に入賞した
髙田さんは「ビキニとして求められる身体よりも、自分がなりたい身体に近づくためにトレーニングをしてきた」と語る彼女に、意識してきたポイントを伺った
コーディネーション能力の向上を重視
髙田さんが目指す「なりたい身体」は、全体のバランスが整い、丸みのあるアウトラインと適度な厚みを持つ身体だ「コーディネーションの能力を向上させること」をモットーに、彼女はボディメイクに取り組んできた
コーディネーション能力とは、身体の連動性や機能性を高めることを意味する
髙田さんは、「身心の連動性を高め、トレーニングやポージングの質を向上させるために、コンディショニングと身体機能の改善を行った」と説明する
これにより、身体の動きを自由にコントロールできるようになったことを実感している
また、日常生活そのものとして重要なトレーニングが身体の質や能力を向上させ、さらに生活の質の向上にもつながることを強調している
「美味しく楽しく食べること」を心がける食事法
髙田さんのInstagramでは、「小さな巨人 鋼鉄の女」というニックネームが紹介されているこれは他のビキニ選手から贈られたもので、彼女もこのフレーズを好んでいる
食事に関しては、「増量期でも減量期でも美味しく、楽しく、たくさん食べる」ことを心掛けている
彼女のInstagramのストーリーズでは、食事や間食の写真が頻繁に投稿され、その彩り豊かな料理はダイエットの参考にもなる
オフシーズンでは栄養バランスを重視し、1日3500～4000kcalを摂取
減量期に入ると、最終的には2000kcalを下回らないようにしているが、「代謝を絶対に落としたくない」という考えがある
理想の身体に向かってしっかり食べながら好きなトレーニングを続けることが、髙田さんにとってボディメイクの大切な証明であると考えている
さらに、2025年に向けて「私生活も競技も昨年の自分を超える」と力強い意気込みを示した
JBBFとアンチドーピング活動
また、JBBF（日本ボディビル・フィットネス連盟）は、日本アンチ・ドーピング機構（JADA）と連携し、ドーピング検査を実施している選手登録を行った選手はドーピングに関する講習を受けなければならず、任意の検査に応じる義務がある
2023年からは、より多くの選手を対象とした簡易ドーピング検査も実施されている
髙田千広選手の記事を通じて、フィットネスやボディメイクに対する取り組みが非常に前向きであることが分かりました。自身の理想の身体を追求しながらも、楽しむことを忘れず、美味しい食事を楽しむ姿勢は、多くの人に勇気を与えるでしょう。彼女の成長や目標に向かう姿勢は、自分自身の挑戦にも繋がると感じます。
ネットの反応
コメントの内容は、大きく分けて選手の取り組みや成果に対する称賛、見た目に対する意見、フィットネス文化への批評の3つに整理されます
まず、選手がトレーナーとして成績を残し、業務の一環として努力をしていることに感心する声があります
また、日本3位が国際大会5位という結果について、参加選手数の明示を求める意見や欧米のアンチドーピング活動への期待も見受けられます
しかし、一方で選手の見た目に関するコメントもさまざまで、「バキバキ」という表現に対して怖い、または美しさよりも異様さを感じている意見もあります
「こんなにもこんがりとした鋼鉄さんがいらっしゃるとは」というように、魅力を感じる声もあれば、「バキバキなんか誰も求めてないのでは？」といった批判もあるため、意見は多様です
さらに、「老けて見える」のはメイクの影響かといった見解や、他のフィットネス文化への疑問を感じるコメントも存在します
内容からは、確かに選手への関心は高いことが示される一方で、外見に関する評価やフィットネス文化に対する批評も反映されています
このように、個々の価値観の違いが強く表れるコメントが多く集まっています
ネットコメントを一部抜粋
トレーナーとしても成績を残せるので業務の一環としての努力はさすがだと思います。
日本3位が国際大会5位と素晴らしいという記事内容ですが、その参加したクラスに参加選手何人いたかを明確に出した方が良いと思います。
こんなにもこんがりとした素敵な鋼鉄さんがいらっしゃるとは…出逢いたい。
審美の観点って人それぞれなのに、なぜかフィットネス界隈になると「バキバキ、美しくない」って言われるの多いですよね。
ええのう。たまらんのう。いいカラダ。
キーワード解説
- ボディメイクとは？身体を美しく引き締め、理想の形を目指すトレーニングや食事管理のことを指します。
- コーディネーション能力とは？身体の各部位が連携し、スムーズに動作を行うための能力のことを指します。
- JBBFとは？日本のボディビル・フィットネスの大会を運営する団体で、ドーピング検査などの活動も行っています。
