春夏通算7度の優勝を誇る名門・広島商は、1973年以来、52年ぶりに準決勝進出を目指していたが、無念の完封負けを喫した
この試合、注目されたエースの大宗和響(3年生)は、2回戦の東洋大姫路戦には登板せず、この試合に向けて準備を整えていた
しかし、初回から智弁和歌山の強力打線に圧倒され、早々に5回の裏までに5安打を浴び、5失点を献上した
このことは、特にエースにとって非常に厳しい立ち上がりとなった
しかし、大宗選手はその後も立ち直りを見せ、第3回から第7回にかけてはわずか1安打に抑える投球を見せた
しかし、8回にはさらに3本の長短打で2点を失ってしまった
試合後のインタビューで大宗選手は、「今日は100点満点中20点
課題だらけだった」と自らのパフォーマンスを厳しく評価し、「自分が足を引っ張った試合
自分だけが涙を流すのは、チームに申し訳ない」と責任を感じている様子を見せた
これに対し、荒谷忠勝監督は「中盤は立ち直ってくれたが、背番号『1』がどういう投手でないといけないかを感じてくれたと思う」と大宗選手を評価
夏に向けてのさらなる成長に期待を寄せた
広島商のエース大宗選手は、智弁和歌山高校との試合で厳しい試合展開となりながらも、後半は立ち直りを見せました。彼が次の試合でどのように成長するのか、そしてチーム全体がどう進化するのか、注目されるところです。
キーワード解説
- エースとは? - チームの主力投手を指し、重要な試合で先発する役割を担う選手のことを示します。
- 完封負けとは? - 試合に勝たず、相手チームに自チームが得点できないまま試合を終えることを指します。
- 強力打線とは? - 打撃力が非常に高く、得点を奪う能力に優れた打順のことを指します。
- 春夏通算優勝とは? - 春の選抜大会と夏の全国大会を合わせた優勝回数を示します。