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ソフトバンクの若手シモン、練習試合で3安打の快音を響かせる

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◆練習試合・ソフトバンク6―3九共大(26日、タマスタ筑後) 福岡ソフトバンクホークスの育成選手、マルコ・シモン外野手(20)が、26日に行われた九州共立大学との練習試合で3安打をマークし、その才能を証明した

試合では「1番中堅」としてフル出場し、チームの勝利に貢献した

シモンの打撃内容

シモンの活躍は目覚ましく、初回には146キロの速球を捉え、右前打を放つと、3回には無死一、二塁の場面で内野安打を記録

さらに4回には2死一塁の場面で右翼への適時三塁打を打つなど、総じて攻撃面で存在感を示した

試合後、シモンは「うれしい」と満面の笑みを浮かべ、自己の成長を感じた様子であった

指導者の影響

シモンのこの日の好調の影には、球団OBであるフリオ・ズレータ氏(49)の助言があった

ズレータ氏は、過去に日本通算145本塁打を記録したレジェンド選手であり、キャンプ中にシモンに対して「スイングを2回弾いてしまうことがよくない」という具体的な指導を行った

シモンはこのアドバイスを受けたことで、「リラックスして打てた」と効果を実感し、その後の試合にも良い影響を与えたようだ

ズレータ氏の期待

また、ズレータ氏は育成2年目のデービッド・アルモンテ内野手(17)の様子も観察し、双方の安打が出たことで「2人とも安打が出てよかった

(キャンプの時より)よくなっていると思う」と話した

ズレータ氏は「取り組んでいる課題は違うが、今やっていることを続けて確実性を上げることが重要だ」とエールを送った

シモンの決意
シモンは「寂しい」と具体的な指導を受けたズレータ氏の帰国を惜しみながらも、次の試合でも必ず活躍し、恩返ししたいという決意を明かした

今回のシモン選手の活躍は、彼の今後の成長において重要な意味を持つものです。特にOBからの直接指導を受けることによって選手は新たな視点で自己を見つめ直し、実戦での成果に結びつけるきっかけを得ることができます。各選手が課題を持ち、それに取り組むことが、今後のチーム全体の向上にもつながるでしょう。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:育成選手は、プロ野球チームに正式な選手契約を結ぶ前段階の選手を指します。育成選手はトレーニングを通じて実力を磨き、チームに昇格することを目指します。
  • 内野安打とは?:内野安打は、打球が内野手の守備範囲内に飛び、内野手がフィールドで捕る前に1塁に達したヒットを指します。これは走者のスピードや内野手の守備力を考慮する際に特に重要です。
  • 三塁打とは?:三塁打は、バッターが打球を打った後に三塁まで進むことができたヒットを意味します。三塁打を打つためには、バッターが強い打球を放ち、特に素早い走塁が求められます。

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