群馬の健大高崎は花巻東（岩手）戦で力強い投打の連携を見せ、昨年の王者として準決勝進出を果たした
横浜（神奈川）は西日本短大付（福岡）を逆転で下し、智弁和歌山（和歌山）は広島商（広島）を圧倒する結果となった
また、浦和実（埼玉）は聖光学院（福島）との激闘を制し、春夏を通じて初のベスト4に進出した
準決勝は28日に行われる予定だ
横浜が5-1で西日本短大付に勝利
横浜は五回に江坂の適時打で同点に追いつくと、六回には為永と阿部葉の連続適時打で3点を勝ち越した西日本短大付は五回以降は打線が沈黙し、横浜に対し反撃の機会をつかめなかった
為永選手の絶妙な守備
横浜の三塁手・為永選手は「裏のフライには自信がある」と話し、特に難しい飛球の捕球に自信を持っているこの日も3回に相手の4番佐藤選手が打ったフライを見事に捕球し、チームの流れを変える大きなプレーを見せた
為永の守備力は横浜の勝利に繋がり、村田監督は「彼のプレーでチームが変わる」と称賛の言葉を贈った
湯山選手の活躍
西日本短大付の7番・湯山選手は2安打を記録し、試合において重要な役割を果たした2回には的確なタイミングで適時打を放ち、さらには4回にもヒットを記録
しかし、横浜のピッチャー陣に阻まれ、チームとしては僅か1得点に終わった
「2安打は自信になった」と語る湯山選手は、今後の成長に向けて練習に励む意気込みを示した
両監督のコメント
横浜の村田監督は「頼もしい背番号1番に成長した」と奥村選手を称え、一方で西日本短大付の西村監督は、「6回に少しボールが浮いただけで見事に打たれた横浜のすごさを感じた」と試合を振り返った
第97回選抜高校野球大会の準々決勝は、多くの感動を呼び起こしました。特に横浜の為永選手の好守備や西日本短大付の湯山選手の活躍が印象的で、そのプレーが試合の流れに大きく影響を与えました。選手たちの成長や将来が楽しみです。
キーワード解説
- 準々決勝とは？高校野球において、各地区から勝ち上がったチーム同士が対戦する重要な試合で、勝者はベスト4に進出します。
- 適時打とは？試合の状況に応じて得点を得るために打たれるヒットのことで、選手のタイミングの良い打撃が求められます。
- 守備力とは？野球において、選手が守る際の技術や能力のことを指し、特に飛球やゴロを正確に処理する力が重要です。
