群馬県の健大高崎は、春連覇を狙う注目のチームで、エース右腕の石垣元気(3年)が8回から救援登板
石垣の投球は圧巻で、球場表示で最速タイとなる155キロを記録し、2年連続で4強進出に貢献した
他の試合では、横浜のエース左腕・奥村頼人(3年)が6回から登板し、3者連続で三振を奪う「イマキュレートイニング」を達成
また、浦和実(埼玉)は、53年ぶりに準決勝への進出を決め、智弁和歌山も7年ぶりの4強入りを果たした
2日後の28日には準決勝が行われる
6回、8点リードの場面でマウンドに上がった石垣は、初球に153キロを記録し、観衆の期待を背負って投球を続けた
続く156キロのストレートで、歓声が響きわたり、球速の記録に対する期待も高まった
石垣は「出場が決まってから狙っていました」と自信を見せた
巨人のスカウトからは「フォームに力みがなく、リリースが強い」と絶賛され、将来性も高く評価されている
石垣は、体重を増やして下半身を鍛え、投球力を向上させるための努力を重ねてきた
また、9回には再び155キロを記録し、最終的には1安打3三振の無失点に抑え込んだ
父・和人さんは息子の変化に目を細め、「下半身が大きくなり、1年前と比べても全く違う」と誇る
石垣は次なる目標として15号を超える160キロの球速に挑戦する意欲を表明し、全国の高校野球ファンの期待を一身に背負っている
健大高崎は、春連覇を目指して次なる試合に臨み、石垣は「圧倒できるような投球をしたい」と意気込みを見せた
今回の試合は、高校野球界での石垣選手の成長を実感させるものであり、彼の投術の向上が次のステップに登る期待を抱かせます。一方で、若い選手たちが次々と台頭している中、石垣選手のような存在がチームの士気を高めることは重要です。
ネットの反応
健大高崎の投手が155キロという驚異の球速を記録し、巨人のスカウトディレクターからも高い評価を受けています
しかし、ネット上のコメントではその評価に賛否が分かれています
特に松坂大輔や寺原隼人との比較には慎重さが求められるとの意見が多く見られます
松坂と寺原は、それぞれが持つ素質や実績が異なるため、簡単に同列にすることには疑問を抱く声が上がっています
例えば、「松坂と寺原を並べられるとは思いませんね」という意見が多くあり、過去の偉大な選手たちと比較するのは無理があるとの指摘があります
また、訪問客は打たれることもあるため、変化球や制球力に課題があるとし、選手の今後の成長に期待する意見も挙がっています
「騒がずに活躍を見守りたい」という声もあり、この選手の将来性については慎重に評価すべきとの思いが感じられます
また、「高校生は早熟な選手がいるため、見極めが大切」という考え方も共有されており、選手自身の成長を見守る姿勢が重要視されています
さらに、155キロを超えた球速自体は素晴らしいですが、実際にそれを打ち返す打者がいることも高校野球のレベルを示しているとの意見もあり、球速だけでなく統一的なレベルアップが重要であることが強調されました
全体として、この選手に対する期待と懸念が交錯しており、今後の成長に注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
あくまで高校生時点での比較でしょ?
才能があるのは間違いないとして、じっくり育ってもらいたい。
松坂は言わずもがなだけど、ストレートの速度で良く比較されるけど、スピードだけでなくキレが重要。
155キロも凄いが、それを外野フライにする打者も凄い。
高校生は早熟な選手がよくいる。よく見極めないと選手も大変な思いをすることがある。
キーワード解説
- エースとは? そのチームの主力投手であり、試合を勝ち取るための最も信頼される存在です。
- 球速とは? 投手が投球する際のボールの速さを示す数値で、通常はキロメートル毎時で表されます。
- イマキュレートイニングとは? 投手が1イニングで3人のバッターを全て三振に打ち取る、非常に珍しい成績です。
- 準決勝とは? トーナメント形式の大会において、決勝進出を決定するための試合のことを指します。