プロ野球、楽天の新星宗山がデビューへ
プロ野球は2025年3月28日に開幕し、セ・リーグとパ・リーグ合わせて計6試合が行われる予定ですその中でも注目を集めるのは、ドラフト1位で楽天に入団した宗山塁内野手（22＝明大）です
オリックス戦が行われる京セラドームで「2番・遊撃」としてデビューする見込みです
宗山選手は20年に1人の逸材として高く評価されています
期待の新人選手
宗山選手はスポーツニッポンに独占手記を寄せ、新人王やゴールデングラブ賞への意欲を示しました「楽しみと不安が半々」と語る彼は、特に守備、打撃、そして走塁のスキルを向上させることに意欲を見せています
教えを乞う先輩たち
キャンプ期間中の2ヶ月、宗山選手は同じ左打者の辰己選手や小郷選手の打撃スタイルを注視し、盗塁の技術では小深田選手に学びましたまた、村林選手の守備の動きを参考にして、シーズンに生かしたいと考えています
挑戦と感謝の気持ち
彼は「1年目でのミスは避けられないが、守備は自分の持ち味であり、ゴールデングラブ賞を目指したい」と決意を表明家族の存在にも感謝の意を示し、父親からは野球の楽しさと人との接し方を学んだと語りました
過去の経験が力に
高校3年生の時には、新型コロナウイルスの影響で甲子園大会が中止となり、その悔しさや切磋琢磨した同学年の選手たちに対する思いを綴りました「同じ思いをした仲間と対戦することが楽しみ」とも述べ、球界のトップを目指す気持ちを強調しています
宗山選手は「野球を始めた時の楽しさを忘れていない」と語り、開幕の日を待ち望んでいます
仙台のファンにも早く良いプレーを見せたいとの思いでいっぱいです
また、過去の新人遊撃手のゴールデングラブ賞獲得データから見ても、宗山選手がこの賞を狙うことができれば、38年ぶりの快挙に繋がります
開幕戦に向け、彼は送球練習にも力を入れています
飛行機が欠航したため、彼は新幹線を使って大阪に向かいました
この移動のストレスを軽減するために、音楽を聴きながら心身をリラックスさせつつ、練習にも取り組みました
宗山選手の初めてのプロデビューが迫る中、その期待と不安の入り混じった心情が強く感じられます。彼の成長と努力は、未来のプロ野球界に大きな影響を与える可能性を秘めています。特に、家族への感謝の念や仲間たちとの競争心は、彼をさらなる高みに導く原動力となるでしょう。
キーワード解説
- ゴールデングラブ賞とは？: 野球において、守備の優秀な選手に贈られる賞であり、チームやリーグの枠を超えて特に際立った守備力を持つ選手が対象となる。
- 新人王とは？: プロ野球において、ルーキー選手がシーズン中に優れた成績を残した場合に与えられる栄誉あるタイトルであり、特に期待をかけられる選手に与えられます。
- 切磋琢磨とは？: 競い合いながらともに成長していくことを指します。お互いに刺激し合い、技術や能力を向上させる様子を表しています。
