その原因の一つは、中継ぎ投手陣の不振と多くの離脱者にある
特に、投手陣の柱だった宇田川優希投手(八潮南)と吉田輝星投手(金足農)の2名がトミー・ジョン手術を受けたため、中継ぎの層が薄くなっている
そんな状況の中で、期待されるのが高卒2年目の東松快征投手(享栄)だ
彼は高校時代に最速152キロを投げる左腕として名を馳せ、プロ入り後の1年目には二軍で7試合に登板したものの、成績は0勝3敗、防御率15.43と苦しんだ
しかし、その潜在能力は明らかで、奪三振率は高く、春季キャンプでは一軍スタートを果たし、打撃投手としても150キロのストレートを投げるなど、存在感を示している
オープン戦では、5試合で防御率10.80と厳しい数字を残したものの、毎試合150キロ超えの速球を投げ込んでおり、その直球の威力は大きな武器となっている
今季、唯一の高卒2年目選手として開幕一軍入りを果たし、中継ぎでの起用が期待されている
一方、中継ぎのキープレイヤーとして山﨑颯一郎投手(敦賀気比)も注目を集めている
昨シーズンは7試合の登板に留まったが、オープン戦では無失点の投球を続けており、150キロ中盤のストレートを持っているため、セットアッパーとしての活躍が期待されている
さらに、昨シーズンの成績が良好だった古田島成龍投手(取手松陽)や、他の比例の選手たちも中継ぎ陣を支える重要な役割を担うことが予想される
新たな中継ぎ投手も見込まれており、川瀬堅斗投手(大分商)や阿部翔太投手(酒田南)、ルーキーの片山楽生投手(白樺学園)などが急成長を遂げている
このように、多様な新戦力が揃っているオリックスの中継ぎ陣は、さらなる強化が望まれる
若手選手たちが活躍し、再び投手王国を築くための一歩となるか注目される
オリックスの中継ぎ陣に新たな力が加わり、特に東松快征投手の成長が期待されます。彼の急速な成長と他の若手選手の実力に注目が集まる中、オリックスが再び強力な投手陣を築けるのか、その行方が楽しみです。
ネットの反応
オリックスが開幕一軍入りした高卒2年目の左腕・東松選手について、多くのコメントが寄せられています
ファンは彼の成長を期待しているものの、オリックスの中継ぎ陣の状況が厳しさを増していることから、彼が救世主となることへの不安の声も目立ちます
特に、一部のコメントでは、彼の投手としての力強さや将来的な先発要員への期待が語られており、オリックスの先輩投手である宮城選手を目指してほしいという意見も見られます
また、東松選手が一軍での経験を積むことができるかどうかは岸田監督の采配にかかっているとの声もあります
しかし、彼の成長には時間がかかるとの意見も多く、ファンからは焦らずに彼を育てるべきという意見も出ています
その他、東松選手とロッテの木村選手が同時に一軍登録されたことを指摘する意見や、東松選手の投球内容についての不安についても触れられています
総じてファンは東松選手に対して期待しつつも、彼が直面する課題やチーム全体の状況に対しても冷静な眼差しを向けているようです
ネットコメントを一部抜粋
元がめっちゃ打ってるな。ついに覚醒したのか?
東松は良い時と悪い時が両極端なので公式戦だと起用の序列が落ちるとは思う。
まずは敗戦処理からで良いと思います。
東松をどう育てていくんでしょうね。
言い方悪いが東松に戦力的希望は特に抱いてないわ。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を修復する手術で、投手にとっては重要な治療法です。
- オープン戦とは?プロ野球の公式戦前に行われる試合で、選手たちの調整や新戦力の見極めが目的です。
- セットアッパーとは?試合の中盤に投げる中継ぎ投手で、試合の流れを作る重要な役割を持っています。