試合は広島東洋カープとの対戦で、佐藤は1回表に右越えの2点本塁打を放った
この一打は、試合が始まったばかりでの先制点をもたらした
本塁打の瞬間
この試合で佐藤が打席に入ったのは、2番の中野拓夢内野手(28)が四球を選び、1死一塁の場面続く3番で佐藤は、広島の先発投手・森下の甘いチェンジアップを見逃さず、右翼スタンドへと打球を運んだ
打球を放った瞬間から、その行方を見遣り、ゆっくりとダイヤモンドを一周した佐藤の背中には、自信と期待が滲んでいた
自身初の開幕戦本塁打
これまで佐藤は、プロ5年間の開幕戦での初打席では左犠飛、三塁内野安打、左越え二塁打、そして二ゴロと結果を残していなかったため、開幕戦での本塁打は初めてとなる今シーズンのスタートに際し、「一番良いスタートが切れて最高です
まだ初回なので、ゲーム終了まで気を引き締めたい」と話した佐藤の顔には、勝利への決意が窺えた
この記事は、阪神タイガースの選手にとって喜ばしい開幕戦のスタートを知らせています。佐藤選手は自信に満ちた様子で、昨年までの経験を生かしながらシーズンに臨んでいる姿が印象的で、今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- チェンジアップとは?投手が投げる球種の一つで、速球よりも遅い球速で変化するため、バッターのタイミングを外すことができます。
- 本塁打とは?野球において、バッターが打った球がフェンスを越えて、塁をすべて回って得点できることを指します。
- ダイヤモンドを回るとは?本塁打を打った選手が、ホームベースから一塁、二塁、三塁を経て再びホームベースに戻ることを言います。