西川は、青山学院大学在学中にリーグ戦で2度のMVPを獲得するなど、その実力が広く知られています
また、侍ジャパンの大学代表としても重要な役割を担い、長打力を持つ選手として注目されています
開幕戦の中で、西川は「1番・左翼」として先発出場し、新人選手の開幕1番起用は、2019年の藤原選手以来6年ぶりの出来事です
試合は0―1の状況で進行していましたが、4回裏、2死一、二塁の場面にソフトバンクの周東選手が打席に立ちました
周東の打球は左翼に飛び、二塁走者のダウンズ選手が三塁を回って本塁を狙いました
しかし左翼手の西川は、冷静にボールを処理し、一気にダウンズを本塁で刺す「レーザービーム」と称される好返球を披露しました
このプレーにより、球場は大きな歓声に包まれ、観客からは「いきなり魅せたね！」「凄い！」「素晴らしい返球！」との興奮の声が上がりました
今回の西川選手の開幕戦でのパフォーマンスは、彼の持つ実力を証明するものでした。特に好返球は、若手選手が大舞台でしっかりとしたプレーを見せられることの重要性を示しています。西川選手が今後どのような成長を遂げていくのか、ますます楽しみです。
キーワード解説
- ドラフト1位とは？：プロ野球のチームが、大卒、高卒選手を指名する選手選考の制度で、選ばれた選手はそのチームに入団する。
- MVPとは？：最優秀選手の略で、リーグや大会において特に優れた活躍をした選手に贈られる賞。
- レーザービームとは？：野球において、野手がパスや返球を行う際に、鋭い直線的な弾道でボールを投げる技術のこと。
