ロッテのドラフト1位・西川、プロ初安打で勝ち越しに貢献

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2025年3月28日、パ・リーグの開幕戦がみずほペイペイで行われた

ロッテのドラフト1位選手、西川史礁外野手(22)がソフトバンクとの試合に先発出場し、第3打席でプロ初安打及び初打点を記録した

この試合での西川の活躍は、チームにとって大きな意味を持つものとなった

西川選手は、青山学院大学出身で、大学在籍中にリーグ戦で2度のMVPに選ばれ、侍ジャパンの大学代表としても活躍した実力者である

プロ入り後、彼は「1番・左翼」という打順でスタートを切った

ロッテの球団新人が開幕戦の1番を務めるのは、2019年の藤原選手以来、6年ぶりのこととなる

試合当初は第2打席まで無安打であったが、6回の無死一・三塁の場面で迎えた第3打席で、ソフトバンクの先発投手有原が投じたツーシームを左前に弾き返す見事な一打を放った

この打球はチームを勝ち越しへ導くものであり、西川選手は力強いガッツポーズを見せた

さらに試合前には、西川選手が報道陣に囲まれているところに吉井監督が突然登場し、「俺、1番って言っていいから」と発言することで、西川選手の先発起用がサプライズとして明かされた

西川選手本人は戸惑いながらも、「どんどん初球から攻めていくのが自分の打撃スタイル」とコメントし、今後のプレーへの意気込みを語った

また、オープン戦では14試合に出場し39打数16安打を記録、打率は.410という素晴らしい成績を残しており、規定打席には届かなかったものの、その打撃力はチームからも大きな期待を寄せられている

吉井監督も、西川選手を抜てきした理由として「今年のマリーンズは、良い意味でも悪い意味でも“やらかすぞ!”っていう意思表示です」と述べ、西川選手への期待を寄せた

西川選手のプロ初安打は、彼にとっての大きな第一歩であり、またチームにとっても重要な瞬間となりました。新たなルーキーが開幕戦で活躍することは、ファンやチームメートにとっても非常に喜ばしいことでしょう。これからの彼の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • プロ初安打とは? - プロの野球選手が、プロ入り後初めてヒットを記録することを指す。
  • ツーシームとは? - ボールの回転により、直球に比べて横に曲がる変化球の一種で、打者にとってはタイミングを外しやすい。
  • ガッツポーズとは? - 成功や嬉しい出来事に対して、意気揚々と腕を上げるポーズのこと。
  • 打率とは? - 選手のヒット数を打席数で割った値で、選手の打撃力を示す重要な指標である。

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