プロ野球開幕戦でロッテの西川史礁が勝ち越し打と初補殺を記録

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プロ野球 ロッテの新人西川史礁が開幕戦で活躍 勝ち越し打と初補殺を記録

(2025年3月28日、プロ野球 千葉ロッテマリーンズ8―2福岡ソフトバンクホークス) 千葉ロッテマリーンズは、開幕戦で福岡ソフトバンクホークスを8-2で圧倒する勝利を収めた

この試合ではドラフト1位で入団した新人・西川史礁(みしょう)が「1番・左翼」で先発し、注目を集めた

西川選手はまず守備面で際立ったプレーを見せた

四回、二死一、二塁という場面で相手の左前安打をノーバウンドで処理し、冷静に本塁に返球した

この瞬間に二走が生還するのを阻止し、プロ初補殺を達成した

打撃面でも彼の活躍は続く

六回無死一、三塁の場面で、内角低めの速球を捉え、左前に勝ち越しの適時打を放った

これによりプロ初安打、初打点を記録

試合後のインタビューで西川選手は、「いい守備とタイムリーがあって、ほっとしています」と笑顔を見せた

オープン戦では打率が4割を超えていた西川選手は、初球から果敢に振りに行くプレースタイルを本番でも貫いている

スタメンを知ったのは前日の練習前で、打順を見て「まさか1番と思わなかった」と驚きを隠せなかった

吉井理人監督は、「開幕戦は勢いをつけたい」との意図で西川選手を1番に起用し、その期待に見事応えたことを評価した

西川選手はドラフト指名後の会見で、新人王を目標として公言しており、具体的には打率3割、2桁本塁打を視野に入れている

「自分のいいところを出し続けて、最終的にいいタイトルをとりたい」と力強く語った

また、吉井監督は西川選手の返球がチームにとって重要な流れを生んだとし、「2点目をあげなかったことが大きかった」とコメント

一方、ソフトバンクの小久保監督は、有原選手が五回まで無失点だったものの、六回に失点を重ねたことを反省し、「ワンサイドゲームになってファンに申し訳ない」と述べた

有原選手は「六回をビッグイニングにしてしまったことが一番の反省点」と、自身の課題を挙げている

西川選手の活躍はチームにとっても心強いものであり、彼が開幕戦で見せたパフォーマンスは、将来のプロ野球界において非常に楽しみな存在であることを示しています。今後の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 新人王とは?プロ野球で新人選手が特に優れた成績を残した場合に贈られるタイトルで、毎年一人が選ばれます。
  • 補殺とは?守備時に走者をアウトにすることを指します。特に、野手がベース送球で他の選手をアウトにすることが多いです。

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