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DeNA・バウアー、復帰戦での好投も援護なく中日に惜敗

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◇○中日1―0DeNA●(29日・横浜) 米大リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を2020年に獲得した実績を持つ、DeNA・バウアーが先発し、負け投手ながらも6回1失点の成績を収めました

試合の立ち上がり、バウアーは相手チームの中日打線を圧倒しました

先頭打者の岡林勇希を皮切りに、3者連続で空振り三振を奪取

彼が投げた速球は150キロを超え、変化球のナックルカーブで最後の打者を仕留めました

このように、バウアーの速球は、バッターのタイミングを外すことが可能なため、非常に効果的です

しかし、二回に入ると、木下拓哉の適時打により、1失点を喫します

バウアーは途中で制球に苦しむ場面も見受けられましたが、その後は粘り強いピッチングで立て直しました

バウアーは、かつて米国で活躍した選手でありながら、数々の不祥事の影響を受けていました

2023年にはDeNAで10勝4敗の成績を収め、その後メキシコリーグでのプレーを試みましたが、最終的には断念しDeNAに戻ってきました

口癖のように「科学者」と称されるバウアーは、細部にこだわる選手です

オープン戦ではアメリカと日本のルールの違いからボークとされてしまった経験を持ち、その教訓を生かし試合では無死満塁の場面でセットポジションで投げるなど環境に適応しています

残念ながらこの日は味方の打線から援護が得られず、勝利には結びつきませんでしたが、DeNAの実力を考えるとバウアーに白星がつく日もそう遠くはないと見込まれます

バウアー選手の復帰戦は彼の実力を証明する内容でしたが、同時にチームの打線の奮起が求められます。投手としてのパフォーマンスが良くても、チームが得点できないと勝利に繋がらないため、打者たちの支えが今後の課題になるでしょう。また、バウアー選手が日本の野球に適応する姿勢も印象的です。
キーワード解説

  • サイ・ヤング賞とは? 米大リーグでの最優秀投手に与えられる名誉ある賞で、優れた投手に選ばれます。
  • ナックルカーブとは? ボールが変化しながら落ちていく投球方法で、バッターにとってはタイミングが取りづらい投球です。
  • ボークとは? 投手が投げる際に規則に違反し、走者を進めてしまう行為のことで、ピッチングのルールを守ることが重要です。

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