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菅野智之がメジャーデビュー、開幕カードでブルージェイズとの対戦に挑む

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◆米大リーグ ブルージェイズ―オリオールズ(29日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター) オリオールズ・菅野智之投手がついにメジャーデビューを果たすことが決まりました

巨人からフリーエージェント(FA)として移籍した菅野は、ブルージェイズと1年契約を結び、その金額は約1億円に相当する1300万ドルです

菅野は日本時間の30日、敵地でのブルージェイズとの開幕カードの第4戦に臨む予定です

前日の29日、ハイド監督は菅野の心情を表現するために「チョウチョウが舞っているはず」とし、彼の登板を楽しみにしているとコメントしました

35歳のオールドルーキーである菅野に対して、開幕カードの重要な第4戦を任せることに期待を寄せています

監督によると、菅野は最新の登板で直球の速度が94マイル(約151キロ)を記録し、コントロールも良好だったとのことです

また、カッターとカーブを使用して打者のバランスを崩すことに注力しているとのことですが、特に直球のコーナーへの制球力が成功のカギとなるとされています

試合前には、元巨人の投手である山口俊氏が菅野を激励するため駆けつけ、食事を共にする機会もありました

山口氏は2020年にブルージェイズに在籍した経験を持ち、現在は飲食業に転身しています

菅野はこの日、キャッチボールやダッシュで最終調整を行い、スタンドのファンにサインをするなど余裕を見せました

試合直前には、投手陣とブルペンに集まり、先発投手のウォームアップを見守った後、国歌斉唱を聞いて心構えを整えました

試合は初回から動きがありました

ブルージェイズのカウザー選手が通算216勝を誇る右腕シャーザーから先頭打者本塁打を放ち、続けてウェストバーグ選手もソロアーチを決めました

ベンチの菅野もハイタッチの列に加わり、幸先の良いスタートに喜んでいる様子が見受けられました

これからの試合に向けて、菅野の夢物語がいよいよ始まります

菅野選手のメジャーデビューは多くのファンにとって待ち望まれた瞬間です。特に、35歳でのデビューというのは、日本の野球界では珍しいことであり、彼の経験と技術がどのようにアメリカの舞台で発揮されるか注目が集まっています。また、元同僚とのつながりや激励も彼にとって心強いサポートでしょう。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約に縛られずに自由に他のチームと契約できる制度を指します。
  • 直球とは?投手が投げるボールの中で最も基本的なもので、最も速いスピードで投げられるストレートな球のことです。
  • カッターとは?直球に似ているが、わずかに横に曲がるボールで、打者のタイミングを外すために使われます。
  • コントロールとは?投手が投げたボールが狙った場所に正確に届く能力を指します。

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