阪神が連勝も藤川監督の継投策に賛否の声
阪神タイガースは29日、マツダスタジアムで広島東洋カープに対して3-2で逆転勝利を収めたこの試合では、6回に森下翔太(24)が今季初の逆転ツーランホームランを放ち、石井大智(27)が2年ぶりに2イニングを跨いだ救援を行ったことが話題となっている
しかし、藤川球児監督(51)が選んだ継投策に対しては、SNSやネット上で物議を醸している
試合の流れと藤川監督の采配
試合は、阪神が1-2で敗れそうな状況からスタートしたが、森下の逆転ツーランにより一気に試合の流れを変えた6回の途中、藤川監督は石井を引き続きマウンドに立たせ、重要な7回の守備を任せるという異例の采配を発揮した
この采配は、追加点よりも石井による回跨ぎを優先させるものであった
投手の負担に対する懸念
石井はその期待に応え、広島打線を無失点で抑えることに成功しかしこの起用法には賛否が分かれ、特に早期の段階で重要な投手に回跨ぎをさせるリスクについて懸念の声が上がった
先発投手が交代することで次のイニングに影響が出る可能性があるため、この遊び心のある采配は両刃の剣とも言える
ファンの反応
試合後のSNSでは「見事な采配」と評価するコメントがある一方、「シーズン早々からの酷使は避けてほしい」という心配の声も多く見られた特に昨季の石井はわずか2試合の回跨ぎに留まっていたため、慎重に使用すべきという意見も納得がいく
藤川監督は、2005年の優勝時に「JFK」と呼ばれる継投策の一部を担った経験があり、それだけに選手の肉体負担やシーズンを通じたコンディション維持の難しさを理解しているはずだ
その上での采配であったため、今後の展開に期待を寄せる声もある
藤川監督の采配は、選手の状態やシーズン全体を考えた上での判断であったと思われるが、投手の酷使に対する懸念は無視できない。長いシーズンを見据えた運用が求められる中、果たしてこの采配が有効かどうか、今後の試合の結果に注目したい。
ネットの反応
阪神タイガースの藤川監督が石井大智投手を回跨ぎで起用し、チームは連勝を収めましたが、これに対してSNS上ではさまざまな意見が交わされています
支持するファンは「結果、勝ったからいいと思う」と前向きな感想を抱いていますし、一方で「シーズン始まったばかりで酷使はやめてもらいたい」といった心配の声も多く見られます
「指定の選手起用」に疑問を持つ意見が多い中、「プロの監督が素人に意見される筋合いはない」と強い姿勢を見せるファンもいます
特に藤川監督が投手出身であるため、選手の負担を理解していると期待されている側面もあります
その他にも、選手の成績に言及しながら具体的な改善案を求める意見や、采配の一貫性に疑念を表すファンもおり、これが今後の戦術に影響を及ぼす可能性も考えられます
同時に、監督の選手起用に対する批判がファンの間で聞かれるのは、阪神や巨人の監督に特有な現象であるとも指摘されています
総じて、ファンの間では勝利の喜びと共に、先を見据えた意見が交差している状況が広がっています
ネットコメントを一部抜粋
期待出来そうだね。
回跨ぎがなんで悪みたいな風潮になったん?
今ファンがすることは藤川監督の采配を信じること。
プロの監督、采配に何を素人がゴチャゴチャ言えるのか。
結果、勝ったからいいと思う。
キーワード解説
- 藤川球児とは?元プロ野球選手で、阪神タイガースの監督を務めています。セーブ数やチームの戦力を考慮した采配が注目されています。
- 回跨ぎとは?一人の投手が連続して複数のイニングを投げることを指します。選手の負担が増えるため、慎重に行う必要があります。
- セットアッパーとは?試合の中でクローザーに繋ぐ役割を果たす投手を指し、重要な局面で登板することが求められます。