昨季未勝利に終わった先発の高橋光成投手(28)は、5回を投げて7安打6失点と厳しい結果に終わり、西口文也新監督(52)の監督初勝利は4月1日からの楽天戦(楽天モバイル)に持ち越しとなりました
昨季は0勝11敗という成績に終わった高橋投手は今年の巻き返しを期して先発するも、特に日本ハムの野村選手に苦しむことになりました
初回、2死二塁から左中間二塁打を許して先制点を奪われると、3回には1死一、二塁から勝ち越しの3ランを浴び、さらに5回にも左越えの2ランを打たれてしまうなど、全6打点を野村選手に献上しました
高橋投手は89球を投げ、四死球は1つ、奪三振は3つ記録しましたが、これで17試合連続で先発白星なしとなりました
試合後、高橋投手は「先に点を与えてしまったことと、同じ打者に何度もやられてしまったことが、すべてです
ホームラン2本は慎重にいくべきだった、といえばそれまでですが、このあと(捕手の)古賀ともしっかり話をしたいと思います」と悔しさを滲ませました
西口監督は、野村選手に対する配球についての反省を述べました
「初回に2アウトから失点
4番の野村に真っすぐを弾かれ、次の打席の初球も真っすぐ
その辺の入り方が問題でした
配球戦略をもう少し慎重に考えた方が良かったのでは」と述べ、配球の過ちを指摘
一方で高橋投手に対しては「良くもなく悪くもなく、というところでしょうか」と評価しました
西武は、2025年シーズンの開幕から6年ぶりの開幕3連敗となりましたが、これからの巻き返しには高橋投手の完全復活が不可欠です
「次回に向けて、コンディションを整え直して、しっかり戦略を立てていきたい」と高橋投手は前向きな姿勢を見せました
西武ライオンズは開幕からの3連敗で、昨シーズンの苦しい記録が続く結果となりました。特に高橋投手の成績にはファンが心配しており、次回の登板での奮起が期待されます。新監督の西口監督も、今後の戦略を見直し、選手たちが持っている力を活かせるよう配慮する必要があります。
ネットの反応
西武ライオンズの高橋光成投手がシーズン開始から17試合連続で勝ち星を得られていないことに対するファンのコメントが多く寄せられています
コメントの中には、高橋投手の現状を心配しつつも、彼がエースとして認められなくなってきた現状を嘆く声が目立ちました
特に、勝利から遠ざかっている状況は「長すぎる」との意見があり、ファンのみならずメディアも彼をエースと呼ばなくなったことに触れています
他の投手との入れ替えに関する提案や、高橋選手自身が抱えるストレス、試行錯誤の様子にも言及がありました
彼自身の能力の回復が心配される中で、減量やフォーム改造の報道があったにもかかわらず、実際の投球では思うような成果が上がっていないことが強調されています
さらに、直球の球質、コントロールの不安定さ、配球に関する意見も寄せられ、問題は多岐にわたることが浮き彫りとなりました
コメントの中には、彼の今後についても憂慮する意見や、トレードを考慮した方が良いという厳しい意見もあり、ファンは高橋投手の復活を強く望んでいるものの、チーム全体の不振にもつながっている現状を危惧しています
高橋選手がこの苦境を乗り越えるためには、根本的な見直しが必要との声もあり、多くのファンが彼の奮闘を願っています
ネットコメントを一部抜粋
メディアも高橋光投手をエースとは呼ばなくなったね
23年9月10日以来勝ち星がないって長すぎる
一番苦しい思い、情けない思いをしてるのは本人だろうし
今すぐ光成を放出した方がいい
変化球に頼りすぎてる感じがしました
キーワード解説
- 高橋光成とは?高橋光成は西武ライオンズの先発投手で、過去にはシーズンを通して成績が振るわない年もありましたが、投手としての能力は高い選手です。
- 監督とは?監督はチームの方針を決め、選手を指導する重要な役割を持つ人物で、試合の戦略や選手起用を行う責任を担っています。
- 配球戦略とは?配球戦略は、投手が打者に対してどの球種をどのタイミングで投げるかを決める戦略で、試合の行方を大きく左右する重要な要素です。